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上位下位足の一致でのエントリーの優位性を検証〜負けない手法作り①〜
目的
・勝率50%
・RR比率1:3
上記条件が揃うチャートパターン、環境条件を探し見つけること。
今回のパートではまず、己を知り、敵も知ること。に徹する。
方法
①2018年の日足、4時間足、1時間足にトレンドラインを描く。
②上位足:日足、4時間足 下位足:1時間足 とし、上位足と下位足が一致する回数を算出。
③各月で上位、下位足を表示させ、どんな動きを見せるのかをまずは観察する。
④観察した上で分かったことを分析に生かす。
今回の目標
・自身のテクニカル分析力の弱点、改善点を知る
・チャートの動きの観察に徹し分析するための情報を集める
分析開始
2018年をモデルに日足、4時間足、1時間足で発生した3つのトレンド本数を表に起こした。
次に、
各月で日足、4時間足、1時間足それぞれの一番多く発生したトレンド本数を色分けしていく。
日足:塗り潰し 4時間足:枠線色変え 1時間足:文字色変更
色分け:青色、水色の変色はタイ記録 その他には特に意味なし。
① 3つのトレンドの中で全ての時間足がトレンド発生本数一番になった月を色分けする
月を表す列の色分け
灰色:当該なし 赤色:上昇トレンド全て一致 青色:下降トレンド全て一致
次は
② 3つのトレンドの中で日足と1時間足のみがトレンド発生本数一番になった月を色分けする
③ 3つのトレンドの中で4時間と1時間足のみがトレンド発生本数一番になった月を色分けする
以上で表にまとめるのは終了。
これだけでは全くイメージできないし何もわからないので実際にチャートと照らしわせていく。
まずは
① 3つのトレンドの中で全ての時間足がトレンド発生本数一番になった月を色分けする
これはいわゆる
”全ての時間足の方向性が一致している時は一致している方向にエントリーした方が良いよ。優位性がものすごく良いよ。”
この言葉の真意を明らかにする検証である。
これを見ると、2月(下降)、5月(上昇)、6月(上昇)、9月(上昇)が全て時間足で方向感が一致していると示されている。では実際にそれぞれの月のチャートを見ていこう。
↓2月(下降)の日足、4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
↓5月(上昇)の日足、4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
↓6月(上昇)の日足、4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
↓9月(上昇)の日足、4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
以上の写真を見ても明らかなように、上位足(日足、4時間足)が一致することが多ければ、必然と下位足(1時間足)の本数も多くなり、その月で発生するトレンド種類にも偏りができることが分かる。
さらに!!
4時間足、1時間足の一致のみの場合でもほぼ同じこと起きるとわかった。
3月(下降)、4月(上昇)、11月(上昇)を例に確認。そのほかの月はすでに前項の全て一致の月で確認しているため割愛。
↓3月(下降)の4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
↓4月(上昇)の4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
↓11月(上昇)の4時間足、1時間足のトレンドを同時に表示させたチャート
やはり、4時間足、1時間足の一致のみでも同じようなことが起こった。
まとめ。
① ”全ての時間足の方向性が一致している時は一致している方向にエントリーした方が良いよ。優位性がものすごく良いよ。”
この言葉の一部が理解できた。
今回の検証は、上位足の方向に合わせて下位足でも同じ方向のトレンドの「発生頻度が多いよ!」ということがわかった。
②上位足と下位足の一致した方向もしくは、上位足の方向にエントリーする
次の課題は、
上位足、下位足の関係性は理解した。
つまり、エントリー方向は定まった。
しかし、細かなエントリータイミングまでは理解できなかった。
これでは、負けない手法(RR比率1:3、勝率50%)を確立させたとは言えない。
次は、エントリーの入り口と出口を見つける旅に出かる!!!!