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ALOLのガイド瞑想 こころが弱っている人のために

第1段階
仰向けになって横たわります
全身をリラックスさせましょう
ゆっくりと大きく息を吸い込みます
肺が広がってゆくのを感じます
可能な限り吸い込んで、息を止めます
息を止めた状態で、リラックスします
今まで使っていなかった肺の全エリアが活性化してゆきます
これまで酸素が不足していたのを感じるでしょう

第2段階
止めていた呼吸を徐々にゆるめて、ゆっくりと吐き始めます
吐くとともに、全身はより深くリラックスしてゆきます
地球の重力とともに、腕、足、そして全身が深く沈み込んでゆくのを感じます
こころも脱力し、深い、より深い領域へと、あなたは身を任せます

第1段階と第2段階を何度か繰り返します
これだけでも身心は大きな変化を感じていることでしょう

第3段階
第2段階で息を吐き、リラックスするとき、そのリラックスすることによって、大きな空間が感じられることでしょう
それは自己の領域を超えて広がっています
その広がりのスペースを体感します
息を吐きながら、あなたはリラックスしています
しかしまだ、どこかに重苦しさ、痛み、そして疲れが残っているのを感じているかもしれません
息を吐きながら、可能な限りリラックスすると同時に
吐き終わるころに
大きなスペースを、瞬間的に、一瞬のうちに捉えてみましょう
その一瞬は、稲妻のように迸(ほとばし)ります
限りなき短い時間の内に、最大限のエナジーが炸裂します
それは丹田を中心にして爆発します
深いリラックスの中で、瞬間的な(声なき)一喝!
無時間的な、全身全霊の叫び
一瞬の後には、またリラックスに戻っています

これを何度か起こらせることによって
心の中のネガティブなものは、打ち払われ、その同じエネルギーは
ポジティブなものへと変容しています

そのような状態から睡眠に入れば、それはサマーディ(三昧)の睡眠になります
その鍵は、リラックスするわざ(アート)を学ぶこと、そしてエネルギーを強靭にすることです
絶対的に矛盾するように見えるこの二つのことは、一つのこととしてあります
呼び覚まされた呼吸器は、睡眠中も無意識の内に、働き続けます
それは瞑想になるでしょう


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