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幼児教育のポートフォリオ

ポートフォリオとは金融の世界では、分散投資を意味しています。

公文や英語やそろばんに関する先取り学習としての効果の是非が論じられています。

何に対しての効果か限定しなければ、いずれも効果があると思います。
私は、基本的にはやって無駄なことは無いと言う考えです。

ですが、一点だけ考えていただきたいことがあります。
地球上の人間は1日24時間で生活しています。
貴重な限られた時間の中で、何に時間を割くかということを考える必要があります。
金融投資のポートフォリオの如く。

幼児期はお受験をする子以外は、そんなに学習時間を取られることもありませんので、
やらせたい習い事を時間とお金が許す限り複数やってしまう傾向にあると思います。
ピアノ、水泳、リトミック、体操 ……etc
趣味ならば問題ありません。
遊びの代わりならば問題ありません。

しかし、一定の効果を狙って、中学受験で有利だから、あるいはその先の入学試験に有利だからとはじめるならば、注意が必要です。
公文、英語、そろばん、あたりはそんな感じでしょうか。

その効果を中学受験だけに限定するなら、その掛けた時間を他の取組に振替えていた場合の効果と比べる必要があります。

そろばんも公文も英語も、ある一定程度の時間をかけて練習や学習をしなくては上達しません。

中学受験の計算はそろばんと似て非なるものです。
計算問題は四則演算の決まりがわかることは当然ですが、工夫をして計算回数を減らすことが問われています。
分数から小数への変換、小数から分数への変換が素早くできるか。
これは算数の基礎知識を問う問題です。
そろばん的な暗算の速さではないかもしれません。
そろばんで有段者になりたいなら、小さい頃からはじめた方が良いでしょう。

公文の国語、算数は、進学塾で扱う問題と、かなり違いがあります。
目的が学習習慣をつけるためだったり、文字や単純な計算規則の習得というためなら、良いかもしれませんね。
このあたりは、詳しくブログを書かれている方も多いです。

英語も難関校では、この数年では、入試科目として採用しない方針の学校が多いと思います。
将来の海外大学への留学のためだったら、あるいはグローバル化を見据えて、小さい頃から英語文化に親しむのは悪くありません。
※英語が入試科目になる学校に入学希望するなら、それはやらせましょう。

中学受験には関係ないかもしれないけど、
将来的に絶対に役に立つ❗️
という強い信念でやらせていることならば、
そう判断したのなら、
突き進んで、ものにして欲しいと思います。
私はそういう方が好きです。応援します😍

ちなみに、上記の3つに関しては、私はさせませんでした。
私が優先したのは、
小数分数を含めた四則演算の計算力
漢字を含む文字の習得
生活の中にある一般常識(理社の基本)
これらに取り組むと、時間が足りないと感じ、手が出ませんでした。

やって害になるものでは決してありませんが、もっとやっててよかったものがあるかもしれません。
何となく、中学受験に有利に働くかもという情報で手を出すのはいただけません。

中学受験のためならば、何をやるにせよ、限られた時間であることは、意識をされた方が良いと思います。


ご注意:
この記事は、私の体験したことをもとに書いています。
必ずしも、全ての方に当てはまるわけではないと思いますし、かなり主観が含まれていますので、時間経過によって、あるいは一般的な観点からは、正確性に欠ける部分もあるかも知れません。
こんな話もあるんだなという程度に読んで頂ければ助かります。
何かの決定に際しては、こちらで書かれた情報は参考程度に考えていただき、自己判断でお願いいたします。
また、お勧めした書籍やグッズを使用する場合は効果についての責任を負えませんのでご容赦ください。
ご質問がある方は、コメントやメッセージをいただけたらと思います。


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