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塾のコースを上げるよりも実力を上げる方が大切

SAPIXに通い始めると、いやでも耳にするアルファクラスの噂。

他の記事でも書いていますが、アルファ1の意味は通っている校舎の規模によっても変わってきます。
大規模校と中規模校では、いわゆるアルゼロの数もちかってきます。
大規模校よりも中規模小規模校の方がアルワンから落ちない確率は高いという傾向です。
※アルゼロとは一度もアルファワンから落ちたことのない子のこと。
ネットの世界ではコースの基準点アンケートを行なってくれる保護者もいるとかいないとか。
ここは学年によっての温度差があるかもしれません。
コース分けの基準は校舎によって変わります。
それはそこに在籍しているお子さんの人数が違うからです。
同じアルワン(アルファ1)といっても偏差値68と偏差値63と基準点に開きがあります。
男子難関校の開成の80%偏差値が67だとすれば、合格点に達している子といない子の差があります。
※ここで言っている偏差値はクラス分けの内部生のものと合格判定では厳密には同じではありませんが、話をする上では一緒に扱っています。

アルファかアルファベットの差はどの校舎でも偏差値60前後に設定しているとのことで、大規模だとクラス数が多く、小規模校はクラス数が少ないということになります。
塾での説明では、全体のクラス数によってアルファクラスの数を決めているということですが、偏差値とは割合のことなので、同じ意味です。
SAPIXでの偏差値60は、いわゆる御三家の中学を狙える層と一致しています。

SAPIXにおいては、最難関男子校を目指す以外はアルワンにはあまり意味がなく、アルファにいることで御三家を含む上位校への基準となるということです。

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