キャンプとミニマリズム
ミニマリストはキャンパーが向いてる
もしくは
キャンパーはミニマリストが向いてる
ミニマリズムとキャンプは親和性が高いという話です。
・キャンプ道具はミニマリズムに溢れている
キャンプ道具には以下の特性があります。
・丈夫
外で使うものですから、そりゃ丈夫です。耐火、耐水性能にも優れています。基本的にはちょっと落としたくらいでは壊れません。
・軽くコンパクト
キャンプの中でも1番ハードなのは登山キャンプだと思います。プロの登山家さん達は本当にスゴい。
そんな方達は以下に荷物を軽くするか、小さくするかが重要なポイントです。
良いキャンプ道具は軽いし、持ち運びするときはコンパクトになるのです。
これはプロじゃない一般のキャンパーである私たちでも有用です。部屋で嵩張らないし、持ち運びも楽だとサイトについてからも楽です。
・使っていくうちにアジが出る。
私の主観から見ると、キャンプ道具はオシャレです。
そして使っていくうちに少しススがついたり、傷がついたり当然していくのですが、それがよりちょっとアジになるというか、アウトドア感が増すというか。
新品の綺麗な道具よりも、使い古した方が良いというのは、物を大事にする精神と繋がるなと感じます。
というようにキャンプ道具は壊れにくく、嵩張らず、そして使えば使うほど自分の中での価値が上がっていく。無駄な機能はなく、必要最低限の機能は十分にある。ミニマリズムに適しているのではないかと思ってしまいます。
・日常でも意外と使える
キャンプ道具を揃える上で悩んだことがあります。
それは「1年のほとんど使わない」と言うことです。
非常に勿体ないと感じてしまいます。
逆にキャンプに行っているときは、部屋の家具たちは使われないわけですから、それも無駄です(多少極端な考え方ですが)。
それならば日常でも使ってやろう。となったわけです。
まずこちら、JIUの皿になるフライパン。
鉄製で丈夫であり、取っ手が外れるのでコンパクトになる。キャンプでは鍋としてもフライパンとしても活躍する優れものです。
普段でもお皿が不要なので大活躍、我が家のエースです。
次にDoDのテキーラテーブル。
こちらも鉄製でとても丈夫です。天板が3つ連なっており、それぞれ外すことが可能で、最終的にはとても薄くなるので、ケースに入れると肩に下げて簡単に運べるようになります。
汚れても簡単に拭いて掃除できる点、意外としっかり安定する点で普段使いとしても有能です。
そしてこの筒。
展開するとガスコンロになります。
ロボット変形的な動きをするので、男心をくすぐります。
この季節、友人を呼んでの鍋に重宝しています。
あとこういう椅子やコット(簡易ベット)は驚くほど小さくまとめることができ、普段はクローゼットにしまっていますが、友人が部屋に来た時に役に立ちます。
他にもランタンや焚火台、刃物諸々があるのですが、これらは災害時にも活躍します。
わたしの妹もキャンパーでして、北海道在住時に地震で数日停電したのですが、不自由なく復旧まで過ごせたそうです。
キャンプ道具を持っていることは緊急時の備えとしてもオススメできますね。
・キャンプとは不自由を楽しむこと
わたしがキャンプにいくといつも思うのはこのことです。もちろん自然の中で過ごすことや、ゆったりと時間を過ごすこと、非日常を楽しんでいることは間違いないのですが、不自由さを満喫している自分もいると思います。
普段の生活よりも、必要最低限で過ごしているキャンプ期間を通して、普段の生活のありがたさ・充実感を実感し直すことが出来きていると感じています。
自身のミニマリズムを上手く保つことにキャンプは一役買ってくれているのではないでしょうか。
・キャンプもよりミニマムに
今までテント泊メインでしたが、これからタープ泊にもチャレンジしていきたいと思っています。
より物を少なくキャンプに行くことをより楽しんで、アウトドアスキルをレベルアップさせたいというのが今の目標です。
車を持ってないので普段レンタカーなのですが、荷物を減らせれば自転車や電車でもキャンプに行けるようになる。コストダウンできればキャンプに行く回数も増やせれる。そんな思いも込めてキャンプのミニマム化にチャレンジしていきたいと思います。
焚き火はとても落ち着きます。