断捨離は"感謝と反省"の儀式である

ご飯を食べる時のことを考えてみてください。
食べる前に「いただきます」
食べ終わったら「ごちそうさま」
もし量が多かったり、口に合わなくて残す時、
「無茶したな」とか「あぁ、申し訳ないな」などと思うのではないでしょうか。

断捨離も同じで、2通りの捨て方しかないのです。
使って使って、傷んでしまうくらいまで使って、
その役目を終えたモノ。
こちらが"本当にありがとうございます"と言いたくなってしまうまで頑張ってくれた彼らには、感謝の意を伝えながら丁寧に廃棄しましょう。

もうひとつは、手に入れたが、ほとんど日の目を見ることがなかったモノ。
このものたちへの責任は全て自分にあります。
本来のポテンシャルがありながらも、使わずに廃棄の日を迎えてしまったモノたち。
これらには"ごめんなさい"の気持ちと、次に同じような目に合うモノを生み出さないという反省の心をもって、こちらも丁寧に廃棄しましょう。

なるべく前者が多くなるように、賢くモノを手に入れるようにしてみてください。
すると廃棄の時、そのモノのおかげで日々の生活がいかに豊かに過ごせてきたかを実感し、とても暖かい気持ちになると思います。
そうすると自ずと次に買うモノへも愛情が注げると思います。