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『天官賜福』2巻小説感想
天官賜福2巻
表紙がとっても美しい‼️
読み終わった時に殴り書きしたものですので、拙い部分もあるかと思いますが、暖かい目で見て頂けると幸いです。
2巻は殿下がまだ人間で1回目の飛昇があったときのお話がメインだった。
鬼市で三郎(花城だけど、私はこう呼びたい、笑)に出会えてよかったけど、まさかチーロンがいとこだったとはね、本当に驚きだよ、
その後の仙楽国の話が思ったよりも何十倍もハードで辛かった。
まだ太子が若くてすこしワガママなのもとても可愛いですね。
てか風信はこのころから一緒だったんだね、
アニメ見てるだけだと正直最初は慕情と風信の違いが分からなかったんだけど、2人とも太子が人間だった頃のお世話係で風信のほうが昔からお仕えしてて、慕情は貧民層出身で才があるから太子に見つけてもらって出世したってのを知って本当にびっくり。そんなの知らないよォ‼️
それを知ってからだと彼の見方が変わってくるよね、だって努力して誰も考えられない出世を果たしたんだからね。努力家なんだなぁ、、
チーロンが救いようのないクズ?というか性格のひん曲がり具合が半端ないからどうやって鬼になってしまったのかが気になる。
アニメでずっとみてた祭典中に三郎を抱きとめる太子がやっと原作で読めた〜〜〜〜
そりゃあ恋しちゃうよーーー𝑳𝒐𝒗𝒆 𝒔𝒐 𝒔𝒘𝒆𝒆𝒕流すわ私。
あと、小さい祭壇で三郎がお祈りしてるところ!!!!あれOPであったシーンじゃん!!!殿下が傘置いたのね?!?!
うぉおおお…………………………
何気な〜く見てたシーンがこうやってどんどん回収されて行くの本当に最高すぎるし一生ついて行きたくなるほんとうに。鳥肌が止まりません。
全部が全部伏線じゃないですか…………??
しかもその時に生きる理由がないのなら〜ってセリフ言ってたんだね。最高の救済すぎる……。この言葉、当時の三郎からしたら、どれだけ嬉しかったことか。
800年前から恋焦がれてきたって、まさにこの事だったんだね、三郎、、
名前聞かれて紅、って答えるのかわいい、何個名前があるんや、人間の頃はこんなにも苦労してたんだね、、、涙出そうになった
てか仙楽国の話もそうだけど、国を支えて創り上げていく王は本当に大変なんだなって常々思いました。それで絶対叶うはずがないのに殿下も可能性があるならって全員を救おうとするもんだからその分の責任や、罪を背負い、自分がどんどんボロボロになっていく…………。読んでいて本当に辛かったです。
飛昇して掟をやぶって人界に来たというのに、民達に殿下が来ても勝てないじゃんみたいなこと言われてて本当に辛かった、知らないところでこんなにも皆を思って行動しているのに。
色々思うことはあるけど本当に深い話だなって……。圧倒的なスケール感ですね。
読んでいて苦しくなりました。
なので所々ある些細なキュンキュンシーンに心臓が鷲掴みされました…笑
なにより洞窟のシーンは死ぬかと思いました!花妖!おまえらーーー!よくもあんなことを!!!
てか少年兵てやっぱ三郎?!?!
天官賜福って話が分かる程度には情報明かすけど、分からない部分がいくつかあって、話を進める事にゆっくりと回収していくから、えま、ってあそこのシーンの事だったの?!みたいになるのがすごく気持ちいい。
壮大な世界観、歴史物がすきなオタクの皆さん是非とも手に取って読んでくださいませ。