とある美大生が見た『ブルーピリオド』映画感想
大人気作品、ブルーピリオドが実写化したということで早速初日に足を運びました!
元々ブルーピリオドは原作履修済みで大好きな作品なのと、実は私も現役美大生として少し協力させて頂いたので、心待ちにしていました。
⚠️少し内容に触れて記載します、ご了承ください。
まず最初に思ったのが、、、、
やっぱり映画だけじゃ、尺足りないよ‼️‼️‼️‼️
もっと時間が必要だ!!!!笑笑
予備校組がもう少し、掘り下げして欲しかったなぁ、と思いましたね。
ブルーピリオドのキャラはみんな繊細で、でも情熱的で、本当に一生懸命で素晴らしい子が多いので、主人公の八虎もそうですが、どんなキャラなのかが映画を見るだけだとちょっと分かりずらいかもしれません。
映画を見て気になった方は漫画も読んでみましょう‼️‼️
桑名さんとか結構でるかな?と思ったけどわりと出番なかったし、うーんお姉さんが首席合格って情報しか無かったからいまいちすごいキャラだよってのが分からなかったのが残念、尺の問題だよな〜〜〜橋田もそう!!!
おさげはかわいかったです、(彼は私の推しです)
世田介くんは、映画みただけだと誤解されそうなキャラだなと、思いましたね。
まぁもともと原作でもけっこう難しいキャラだとは思うけど、映画だけ見るといきなり初心者なのに予備校に入って最初は良かったけど満足できずに辞めて、でも結局は合格してたやべーやつにしか見えないので、(もちろん彼はやべーやつなのですが、)どんな思いで絵を書いてるのか、とかがちょっと分かりずらかったかも。
やっぱり世田介くんの魅力って、自分の力を客観視して分かってるからこその自信と、芸術に向き合っていく姿勢だと私は個人的に思っているので、是非原作を読んで頂きたい。(2回目)
でも映画は八虎目線だから、むしろこれでいいのか?と思ったけど、うーんどうなんだろう。
八虎からしたらこう見えてたって感じかな。
郷敦さんの八虎がほんとにバリバリ陽キャでおおおお〜ってなった、すごい、解釈一致すぎます。でもこう、一緒になってはしゃぐんじゃなくて一線引いてる感じがすごくて、その辺の落としこみが凄かった、ほんとに八虎だった。すごい、すごすぎる。
あとユカちゃんと森先輩もめっちゃくちゃに可愛かったです、すごい、本人やて……、私も美術部入りたい……
まとめ
原作でも十分に共感できたし、読んでて苦しい部分もあったけど、映画だと生身の人間が演じているからそれ以上に、何倍も何倍もキャラクターたちが近くに感じられて、肌がヒリヒリした。
絵を描いているみんなが本当に本当にかっこよかったです。
みんなすごいよ、ほんとによぉ、
美大って難しい、入るの大変って聞くけどよく分からないって人に見てもらいたい、だいたいこんな感じだよって、笑笑
キャラクターの深堀が映画の限られた時間では上手に出来てない部分もあったけど、それでもすごい作品だった、絵に対して真剣に向き合って努力し続ける八虎がほんとにかっこよかったです。
映画だとあんまりコミカルなシーンが少なかったのもあって、原作よりもクールな八虎だったかな😁
皆さんぜひ劇場へ。