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分かっちゃいるけど踏み出せない≪就職活動・自己効力≫

こんにちは キャリアコサルタントの斉藤ももです

やらなくちゃいけないと分かっているけど…
なかなか行動できない という状態があります

そしてそんな時こう感じたりします
自分はなんて意志が弱いんだろう…
こんなんじゃ何も実現出来っこない…

いわゆる自己効力感がぐっと下がる感じです

就活生の「何をしたらいいのか…」

就活の相談にのっていると
何をしたらいいか…と来る子が多いのですが
話を聴いてみると
かなりの確率で やるべきことは
既に分かっているというケースが多いです

そういった場合は
着手ができない 一歩が踏み出せない
という状態です

そして分かっているのに行動できない自分に
追い打ちをかけて自信を失くしてしまうような
少し苦しい状態になってしまいます

まずは現状を認識している自分を肯定!

ラディカル・アクセプタンス をご存知でしょうか
摂食障害のセラピストが提唱した方法です

痛みを無視してしまうタイプの人に有効と言われます
逃げている現実への対処法です

  1. 向き合うべき現実と対峙していないことを自覚する

  2. 起きてしまった現実は変えられないことを自覚する

  3. どうして今の状況に陥っているのかを振り返る

  4. 今の状態をあるがままに受容し心身の状態に注目する

  5. 現実を踏まえ今後の行動を箇条書きする

  6. これから起こり得る出来事を想像し対応をシュミレーションする

  7. ストレスを感じて身体が強張っていないか定期的にチェックする

  8. ネガティブな感情も逃げずに受け入れる

  9. 辛くても人生には価値があると意識する

  10. ふたつの道を想像する「行動せずに苦しみ続ける道」と「受け入れて前に進む道」 どちらを選びたいかを考える

こんな感じです

ポイントは「選びたい」ということ

上記のようにスンナリいくとは限りません
人間はかなり複雑な感情に陥るものです

私が注目するのは
10番目の「どちらを選びたいか」です

あくまでも意思決定の主導権は “自分” です
極端な話 自分が “行動せず” を選ぶ可能性も
あると思うのです
(“苦しみ続ける”というのが嫌ですが…)

やらなくちゃいけないということが分かっている
このことを理解した上で 
出来ない自分はダメだと思っている
スタートはこの認識している自分の肯定から

物事のスタートはまずは 否定 ではなく
肯定 から始められたらいいなと思います

人の歩幅は様々です
大きな一歩を踏み出せる人もいれば
他人の半歩ほどにすごく勇気を必要とする人もいます

どんな歩みであっても
私は受容していける人でいたいなと思います
これは心掛けないと 自分と異なる歩みを
遅いとか 努力不足だとか
否定から入ってしまうことになります

私の歩幅だって大したものではない…
人の歩みを非難する権利なんてどこにもないんです

そんな当たり前のことを
忘れてしまいがちな現代社会です
今日も相手を肯定するところから始めていきましょう!


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