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“ガクチカ”って一体なに?≪就活応援隊≫

こんにちは キャリアコサルタントの斉藤ももです

コロナ禍で就活状況も大きく変化しました
まず2020年は多くの企業が初めてオンライン面接を導入
2021年はかなりその運営にも慣れてきた感じ
そしてこれからはオンラインと対面のハイブリット型が
より定着していくことでしょう

ガクチカ聞く意味ある?

そんな中で “ガクチカ” と呼ばれる
「学生時代頑張ったことは?」
「一番力をいれたことは?」
という質問群です

面接に関わることがない方は知らない言葉
かもしれません

このガクチカが コロナ禍で
悩みの種になっている就活生もいます

「コロナで留学を予定していたのに行けなかった」
「コロナでサークル活動が十分にできなかった」
「コロナでオンライン授業で家にばかりいた」
                    など

そして企業側にも変化
「ガクチカを聞いてもみんな同じ…」
「聞く意味ありますか?」
といった声もあり 質問から外す企業も

コロナ禍で確かに予測外の行動制限が入りました
予定外 こんなはずじゃなかった という気持ちは
多かれ少なかれ誰もが持っているでしょう

でもこれは環境の問題に過ぎません
外的要因です
私たちには内的なものがあるはずです
人は必ず 外的要因と内的要因とのバランスの中で
生きています
当然ながら組織にも同じことが言えます

果たして外的要因のみを言い訳にできるのかどうか?

ガクチカから何を見る?

そもそも “ガクチカ” を聞くのは
その人の行動特性を読み取ったり
その経験のプロセスからその人がどんなことを
考えたり学んだり成長したりしたかです

でも就活生の多くは
キラキラ経験 ピカピカ実績 をイメージします

大きな成果を残した
何かで優勝した上位になれた
バイト先で売上を〇%向上させた

そんなことじゃなくていいと思いますよ

自分の考え 大切にしていること
自分らしさが発揮されたこと

それを自分の言葉で堂々と話してみましょう
きっと聞いている面接官の中には
しっかりと気づいてくれる人がいるはずです

キーワードは “自分らしく” です
型に捕らわれ過ぎると 自分らしさが無くなります

縁を感じるか?

話すのが苦手な人もいるでしょう
でも
上手にスラスラと話す人よりも伝わる誠意もあります

面接官も人なので
各企業の面接には個性もありますし
あたる面接官との相性の問題もあるのが現実です

これら全てを含めて 私は “ご縁” だと思っています
“ご縁” のある会社に決まっていくものです

残念ながら会社に入ってからも
よい人との出会いばかりではないと思います
反面教師にしかなれない人もいるはずです

でも良い出会いも 不運な出会いも
必ず一人の人の成長に繋がっていくと信じています

今日のアドバイスも私という一面接官の考えに過ぎません
あなたが面接で話す相手は
異なる意見の面接官かもしれません

ただ怖がらずに 自分の “ご縁” が見つけられるように
精一杯の自己表現をしてみましょう
心から応援しています!

大人は偉いわけじゃない

そして面接をご担当される方
一対複数 の面接を受ける多くの学生たちではなく
彼らの 一対一 の企業と学生との関係性を忘れずに
一人の人生に関わっているという想いで
向き合ってください

情ではなく しっかりと自社で活躍する姿が
見えるか
どうかです

現在の日本の採用システムには
問題点も課題も多く
私自身 決して最良のものとは思っていませんが
今の仕組みの中でできる最善な言動を続けていくことが
何事も変化の兆しとなっていくと思います

頑張る就活生も 頑張る大人たちも
今日もよい一日を!


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