◇飯島貫実師との出会い④◇韓国布教の旅
ある日、韓国人のお坊さまが、貫実先生を訪ねていらっしゃいました。どうやら、韓国の知り合いのお寺で、先生の仏教ヨーガの講演会をして欲しいとのことでした。
その時、たまたまパスポートを持っていたのは、先生の他には、私と主人だけだったので、私がアシスタントとして、お供させていただくことになりました。ついでに、インド古典舞踊も踊ることになりました。(荷物が…増えるし、重いのだけど…)
ということで、貫実先生と韓国人のお坊さま(日本語ペラペラ)との3泊4日、ソウル、光州、釜山の旅が始まりました。
私は、髪の毛が、踊りの決まりで長くないといけなくて、当時はふくらはぎまでありました。どういうわけか、40年前くらいの韓国では、黒髪で、髪の毛が長いのは、縁起がいい?みたいで、空港でもお寺さんでも、なにかよくわからないのですが、すごくよくしていただきました。
貫実先生の講演会の様子
ヨーガの実技の様子
下は、なぜか加藤清正の像…この公園あたりは、日本人への目は、ちょっと厳しく、怖かったですが…
先生の横の男性は、当時、ヨガとエアロビクスを普及させようとしていました。ご好意で、広いお宅に宿泊させていただきました。私は、たまたま、エアロビクスのインストラクターの資格もあって、いっとき、東京でクラスをやっていたので、彼女たちに何か教えてほしいと言われた‥何を伝えたかは忘れましたが‥みんな優しかったです
この時期、なんとちょうど、ソウルで「第10回アジア競技大会」が開催されていました。もちろん日本も参加していました。一度、先生たちと外食に行った時、ちょうど、お店のテレビで、韓国対日本の何かの競技をしていて、ものすごく居心地が悪かったのを、今でも覚えています。
韓国の人たちは、ニンニク1個分の「横の輪切り」の味付けしたものを、ばくばく食べていて、(めっちゃ美味しい)みんなものすごくエネルギッシュでとにかく、国全体が元気いっぱいで、競技だけでなく、この先、元気さで日本は負けそう…と本気で心配になりました…
日本ではお釈迦さまや千手菩薩さまをよく見かけていましたが、韓国のお寺さんでは、立派な弥勒菩薩さまを、あちこちで見かけました。弥勒菩薩さまのお話を色々としてくださったのですが、未来仏として、この地上の人々を救済してくれる…くらいのことしか覚えていない…ちゃんと、お坊さまからまたお話をお聞きしたいです…
それにしても、初めての韓国は、結構珍道中でしたが、貫実先生たちとの楽しい思い出の一つとなりました。ありがとうございました。
この時のインド舞踊の写真が、どこかにいってしまってて、残念〜。すごく喜ばれました❣️❣️
(次回は、「試練」です)