小食療法、断食と霊性開発 10
前回お伝えした一日断食といえば「一日中食
を絶つ過酷さ」に注目してしまいがちですが、
実際には断食明けの復食、つまり一日断食を
終えた後の、
食事の重要性について甲田光雄先生は力説し
ていました。
その理由としまして丸一日食を絶つ一日断食
を実践した後だからこそ、
いきなり復食でお腹一杯食べ過ぎてしまいま
すと、
これまで固形物を摂取していなかった胃腸に
大きな負担をかけてしまいます。
この様な理由から断食明けの復食は翌朝に
お粥を茶碗で三分の一程度、
昼食と夕食は茶碗半分程度に少しづつ戻す摂
取法を奨励していましたよ。
とは言いましても私の場合は胃腸が丈夫なの
でもう少し多めの復食を摂取していました 😀
ちなみに甲田光雄先生曰く、
「断食はそれほど大変ではないが複食は本当
に難しい」
「ここで失敗する人がいかに多いことか 😔」
と公言していたように、
断食後の反動で猛然と食べてしまう人々への
忠告も著書に掲載されており、
それでは断食や小食療法の意味がなくなって
しまうから、
やらない方が宜しいとまで語っています。