薬の効かない頭痛に対しての運動療法
この運動は脳や血液、血管に異常のない状態の方用の運動です。
まずは注意書きから。
前回のnoteはこちら
https://note.com/pqntuku/n/n1eaba85f7621
こういう風にやるとよいよってだけの一つのパターンです。
まず前回のおさらいで、なぜ薬の効かない頭痛が発生するのか
⇒第二頚椎がずれていて、後頭下筋群が異常状態になる
⇒脳が異常状態を察知
⇒異常状態を長期継続によりストレス性の頭痛となる
⇒傷んでる訳では無いから薬が効かない
という感じ
ではどんな運動すれば少しは楽になるの?
メインは胸椎を伸ばします。
※今回のは胸椎がどちらかというと猫背のように丸まっている人用です。
たまに胸椎がまっすぐになってしまっている人がいますが、そういう方々にはあまり効かないかも。
なぜ胸椎を伸ばすんだろうか?
それは、胸椎を伸ばすと頚椎のカーブにも余裕が出るためです。
うちでは、頚椎のズレや肩こりや頭痛を施術する際には胸椎から施術しております。それは首だけでは対処しきれないから。
やり方は超簡単
もしあったらストレッチポール、なければバスタオルを20cm大に丸めます。
頭からお尻の先までしっかり乗せましょう。
おおっと、太陽がカットインだ~
汚いものを見せまいとする措置です。
で、腰をぴったりタオルケット、もしくはストレッチポールに着けるようにして肘と肩を床に対して水平にします。
そのまま水平に滑らせつつ頭のほうにしっかりと全力で伸ばす⇒そのまま腰のほうまで戻す。ということをやります。
ちょっとややこしいですが、手のひらを天井に向けて肘を曲げたまま上下に上げ下げします。
これをやることによって、肩甲骨の動きを出していきます。
肩甲骨の動きがなぜいるのかというと、肩甲骨の内側の筋肉が胸椎の動きをせき止めているようなことがあるのです。
今のところ憶測です。
仰向けで寝た状態で、手を天井に向けたまま全開で伸びをすると胸椎の動く音がする人いると思いますので、そのまま伸ばしてしまいましょう。
これを寝る前にでもやり続けてみてください。
回数は2~30回ぐらい。
だんだんと胸椎に動きがついてくると思います。
まあまあわかりにくかったらごめんなさい。
それと姿勢について
左は姿勢を自分でよくした後、右はこうしてみてというアドバイス後
何が違うかというと、背中を意識したのが左、胸郭を上げるという意識したのが右です。
これがこの女性のいつもの形
これが意識することろ変えた背中
ちょうど髪の毛の先当たりの場所で背骨を伸ばしてもらっています。
この辺
背中を伸ばすというセリフは、戦後の姿勢教育の中でももっとも最悪なセリフだと思っております。
ふだんPCが多い方は、腹圧も弱くなりがちなので(左の赤丸)右のイラストのように前に持ってくるイメージと、おなかの前を伸ばすイメージで胸椎を動かしてあげると、頚椎と首の付け根が余裕出るようになっていきます。
普段の姿勢を変えていこうって話なんですが、
姿勢の制御は脳が行っています。
3Dマップのように、位置覚を利用して空間の体のある位置を把握しています。
なので、普段の位置も記憶されているために背中が丸くなる姿勢も記憶されています。
そしてそういった形での筋肉の使い方になっていきます。
早い人で2週間、遅くても一か月後には脳内マップは書き換えれますので、書き換わった後にそういう筋肉のつき方になっていきます。
姿勢注意をしなくても、丸まってきたときに違和感を感じるようになれば姿勢の変更の完了になります。
そのころには少し頭痛も収まっているのではないかと思います。
このタイプの頭痛ならば、ですが。
とりあえず書くだけは完了。
また後でリライトします。さすがにまとまらない。
実際あった話しか書けませんが、気が向いたらサポートお願いします