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人のストレスは受け取らなくてもいい。

開いてくれてありがとうございます。

人間時間が経つと冷静になって過去の自分を客観視できるようになるもので、ついこの間あんなに熱くなっていた自分を、自分の感情を冷静に考えられるようになっている。

今思うと大変見苦しい記事となっているが、こちらは読んでいただけただろうか。

読んでくださった方は本当にありがとうございます。
あまり気持ちのいい記事ではないなと今しみじみ感じています。

この時の自分を客観視できるようになったきっかけは、ある漫画である。
皆さんは『メンタル強め美女白川さん』と言う作品はご存じだろうか?
たしか少し前にドラマ化もされていた作品。
ぜひ検索してみていただけると嬉しい。

正直心に余裕がないと「全て綺麗事でしょ」と思ってしまう作品ではあるのだが、余裕がある時に読むと、そうよねと共感ができたりこれをやってみたいと憧れる部分がある作品だなと思っている。

少し前、この作品の3巻に描かれている『白川さんとゴミ箱』と言うエピソードを思い出した。
人のグチを聞いているのは疲れてしまうよね、と思ってしまうのが普通よくあることだとは思うが、白川さんの捉え方が素晴らしいなと思ったのだ。

白川さんは「グチを受け取るのは自分ではない」と思って聞いているとのこと。
本作品からセリフを引用させていただくが『本人がストレスをゴミ箱に投げ入れるのを、横目で見てるだけ』だそうだ。

初めて読んだときはそうなれたらいいな!と感動した。
そうよね、わたしが全部受け取る必要なんてどこにもないよね!と心が軽くなったことを覚えている。

最近はそのことを忘れていた。
ストレス社会の現代、みんな様々なストレスを抱えている。
誰かに話して整理をしたり、少し軽くすることができるならそれはいいことなのだろう。
でも聞いている側は、それをわざわざ受け取ろうとしなくていいのだ。

今日も必死に戦ってきたんだな、とかしんどかったけど乗り越えてきたんだな、とか、一歩引いた目線で見ればいいんだと思い出した。
一生懸命頑張ってきた反動をゴミ箱に放り投げている姿を見ているだけでいいんだ。
同じ感情にならなくてもいいんだ。

ナチュラルにこのスタンスでグチを聞けるようになるにはそれなりに時間がかかるだろうし、最初は意識しないとすぐ受け取ってしまうかもしれない。
白川さんの「横目で見ているだけ」を心に留めて、人のストレスを見ていけたらいいな。
自分が楽にいられる手段を選ぶことは何も悪いことではないし、大事なことだと思う。
わたしのエネルギーは楽しいことにめいっぱい使いたい。

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