【EXの取り組み】コロナ禍のコミュニケーション不足解消のヒントを見つけました
こんにちは!
FututrizeでEX(Employee Experience)、Backofficeを担当している
木下友佳(きのしたゆか)です。
社内でもプライベートでも ゆかぴ と呼ばれています。
コロナのせいで必要に迫られた感はありますが、随分と「リモートワーク」という働き方が世の中に浸透したかと思います。
感染リスクが減るのはもちろんのこと、毎朝毎晩の満員電車のストレスが無くなったり移動時間が削減できたり…リモートの恩恵はたくさんあります。
しかし、出社しなくなったことによってコミュニケーションや相互理解の機会がぐっと減ってしまったことに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
今回はそんなコロナ渦でもコミュニケーションや相互理解が生まれ、自己の成長実感にも繋がっている「ナレッジマイル」という取り組みをご紹介します。
「ナレッジマイル」とは?
毎週金曜日、メンバーが持ち回りでしている発表会のことです。
全員参加の業務の進捗共有をする定例会議の後に行っています。
発表内容は業務に関係あることはもちろん、それぞれの趣味や今まで経験したこと、最近話題になっていることなど…
みんなの為になることなら何でもOK!
発表形式に特に縛りは無いですがほとんどのメンバーがGoogleスライドにまとめており、Zoomで画面共有をしながら発表しているのでどこからでも参加可能です。
過去にはワーケーション中に順番が回ってきたメンバーが、沖縄から発表してくれたことも🌴
7名しかいないFuturizeではまぁまぁの頻度で順番が回ってくるのですが、そこはストイックに特別なことがない限りパスはできないルール。笑(社長も含む)
でも、そのおかげでかなり鍛えられていると感じています。
そういうわけで、発表を頑張ったら無条件で50ライズ(*)もらえる事になっていて、貯まったポイントは豪華景品と交換できます。
*...Futurize独自のポイントの呼び名です。この話はまたいつか。
過去の発表内容をご紹介
これまでの発表で取り上げられた話題を、発表スライドの一覧キャプチャとともにいくつかご紹介します。
💡 お口の健康習慣 - お口の病気は万病の元!?
こちらは何を隠そう過去に歯科助手をしていた私が取り上げたものです。笑
定期的にクリーニングに通い、毎日のフロスは欠かさず、銀歯ゼロが自慢なのですが(どや)
歯科医院で働いていたからこそ知ることができたみんなにぜひとも知ってほしい歯に関するアレコレを発表しました。
この発表をキッカケにフロスを始めてくれたり、同じケア用品を購入してくれたり、「みんなの健康につなげることができたかも」と発表者としてとても嬉しかったです!
💡 Jelly Fish - クラゲの世界
こちらは、きれいで不思議な生き物「クラゲ」が好きなデザイナーの発表。
クラゲの生体から、クラゲを食べることができるお店の紹介まで!
彼女のクラゲ愛を存分に感じることができました。
なにより美しい写真もたくさんで、一気に水族館にいるような気分に…!
💡 筋トレのすゝめ
こちらは毎日のようにジムに通い、己の肉体も精神も鍛え上げているエンジニアの発表。
とにかくストイックにずーっと継続している彼だからこそ伝えられることがある。
そんな内容で、忙しい業務をいつもどんなときも落ち着いてこなしている理由が分かった気がしました
💡 ノーコードでアプリを作る
こちらは最近流行りの「ノーコード」で実際にアプリを作ったデザイナーの発表。
専門外でも興味のあることをどんどん実践してメキメキと力をつけていくタフな彼女にメンバー一同感心しました。
ちなみにこの発表で私は初めてノーコードというものを知ったのですが、こうやってデザイナーやエンジニアではない私が知るキッカケにもなっているのです。
アーカイブはNotionで管理
発表内容はNotionのGallery Viewの機能を使って一覧化しています。
こうすることで、それぞれの好きなタイミングで振り返ることができます。
そしてメンバーが増えたとしても、ここを見てもらえば「Futurizeらしさ」を感じてもらえるのです。
こうやって並ぶと圧巻!
サムネイルとなる画像で発表内容や発表者の個性も垣間見ることができます。
そして毎週1つずつ増えていくことが私の楽しみでもあります😊
「ナレッジの共有」がもたらした変化
- スモールトークのきっかけに
これは一番感じている変化です。
・Zoomなどを使って対面でなくても会議ができる
・Slackでいつでも連絡を取れる
とは言うものの、ふとした時の「ちょっとした会話」は圧倒的に減ってしまうのが現実。
そしてこの積み重ねが、関係性が希薄になったり孤独に感じたりすることにじわじわと影響が出てくるのです。
実際に「ナレッジマイル」を定期的に開催するようになってからは、仲間同士のちょっとした会話が増えたのを感じています。
おかげで「〇〇さんってこういう趣味があったんだ」といった相互理解のキッカケにもなっています。
そしてちょっとした会話から生まれるアイディアって結構ありませんか?
- 新しい知識を得られる
聞いたことあるけど自分で調べるほどでもないこと、そもそも始めて聞くことなど、毎週新しい情報を取り入れることができるので楽しみな時間となっています。
社長の瀧嶋がNISAとiDeCoについて発表した後にこんなこともありました。
なんと彼女、翌週には投資信託を始めていました。影響力すごい!
- プレゼン能力の向上
大人数を前にしてするような仰々しい会ではないものの、やはり人前で発表するとなるとそれなりの準備をしないといけません。
どんな流れにしたらいいのか、スライドをどう工夫したら伝わりやすいか、実際に発表するときはどんな話し方をすればいいか。
また、他のメンバーの発表を聞くとその人の工夫も学べて、次の自分の発表に活かすことができます。
おかげでプレゼン能力がどんどんあがっていき、各々が自己の成長を感じることができています。
業種を問わず「伝えること」はとても大切。
毎週ナレッジマイルをするごとに会社全体でその力をつけていっているような感覚です。
リモートでのコミュニケーション不足の課題解決
メンバーの中には遠方に住んでいて普段出社しない人もいます。
私自身も平均週3日リモートをしていますが、ナレッジ共有の場があることによって組織でのつながりを感じられている1人です。
なにより、単純に仲間たちの発表や意見を聞くことができるのが毎回楽しみ!
中には毎週家族にもナレッジマイルの内容を共有しているメンバーもいるほどです。
今回はFuturizeの文化の一つにもなっている「ナレッジマイル」についてご紹介させていただきました。
この記事が、仕事仲間との関係性が希薄になったり、相互理解の機会が減っていることに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
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