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10月13日。理想的一人徘徊。
昨日のぴえんは何処吹く風。
寝て起きたらメンタルが治る体質は誇るべきものだと思う。
世間が色めきたつ三連休中日、僕は理想的一人徘徊の決行を心に決めたのであります。
理想的一人徘徊とは。
僕の数ある一人趣味を、1日がかりで複数行うという至極単純かつwktkな営みである。
15:30。四天王寺着。
寺社仏閣巡りは好きだけれど、今回はそれ目当てではない。
四天王寺古本まつりにやってきたのだ。
17時に終わるとあったので、15:30に着けば十分楽しめるだろうと考えたが、1時間半では到底見尽くすことのできないボリュームだった。びっくり。
今回、探索にあたり、ひとつ縛りを設けた。
「好きな作家の本は買わない」である。
はじめて古本まつりなるものに足を運んだのだが、これは音楽フェスに似ていると思った。
つまり、好きなものを見るのはもちろん、新たな出会いという点に重きが置かれたイベントである。
7冊買った。1100円。
古本屋によく行く身からすれば、すごく安いというわけではないし、状態が基本的に悪いので、コスパという観点では微妙だ。
だが、寺の荘厳な雰囲気の中で本を選ぶ心地よいミスマッチ感や、知らない作家との出会いという点で、大満足。
シェイクスピアとか、カズオ・イシグロとか、普段なら絶対買ってない。
お次。
梅田に服を買いに行きました。
いつものルートは、HEPの上の方の古着屋→LOFTの近くのセカスト→自由行動である。
だいたいセカストで買う羽目になるので、新店舗開拓は一向に進まない。
今日もセカストで、ピチいLADのスカジャンと靴を買った。LADのスカジャンは嬉ションによりその場で着替えた。
買った服はすぐさま着たい派である。
そうじゃない人なんかいるのか?そうならない服なんて買うんじゃないよ。
現在。
「アンティーク」という喫茶店。
いつもここは読書に利用する。
洋食が有名らしいが、食べたことない。
もう十数回来てるのに。
洋食が食べたい!って日、あります??
結局頭の悪いラーメンが食べたくなるのは、自称美食家として、大いなる欠落である。
てなわけで、昨日読んでた『流しのしたの骨』と『思い出のマーニー』を読んでまいります。
時間があれば、カズオ・イシグロも。
未来。
三ノ宮で友人を拾い。風呂へ。
理想的一人徘徊のセオリーであれば一人で行くべきだし、普段なら一人で行く。
だが、さすがの僕でも、昨日のぴえんを完全に払拭することはできなんだ。
友人にぴえんをぱくぱく食べさせてあげよう。
カルシファーみたいにね。
今日の僕は元気です!