誰もがみなアーティスト!
NY在住のアートプロデューサー・ARISAさんの新書『君はリンゴで世界を驚かせるだろう 〜現代アートの巨匠たちに学ぶビジネスの黄金法則』は、もう読みましたか。ぜひ書籍の感想を書いているので、下の記事もあわせて読んでみてください。
なんと、カナカナに繋いでいただいて、
今回特別に著書のARISAさんにインタビューさせていただけました!
実は、Facebookのチャットで、やり取りをさせていただいた時から、
ARISAさんは、『愛の人』だな〜と、勝手に親近感が湧いていました。
いざ、お会いしてみたら、予想通りのあったかい方でした。
凄い方ほど謙虚なんです。
今まで、3,000人以上もの著名な方やミュージシャン、農家さんなど、色々な方にお会いして感じた真実です。
では、早速、インタビュー内容を紹介します。
一部ネタバレもありますので、まだ本を読まれていない方は、本を読んでから見てみてください。
背景を知ると、もっと、好きになりますよ〜🎵
ーーー表紙の画像はCOOKIE(野生爆弾くっきー!)さんですね。
そうなんです。彼は現代アーティストで、「ダレ」「タケオ」のイメージです、
見る人によって見方が変わります。
ご縁ですよね〜。
ーーー偶然だったのですか?
誰にしようか色んな方を見たのですが、ピンと来なくって。
実は母にドッキリをしようと、「キャンディ♡キャンディ」で有名な漫画家のいがらしゆみこさんと、長年ファンの母を会わせたんです。
(チャーミングなARISAさん。本の中の笑いのエッセンスは、関西人のARISAさんの日常にあるものだな〜と垣間見られたエピソードです)
その後、ラウンジでみんなで飲んでいたら、
漫画家のいがらしゆみこさんが、『「くっきー!」さんいいんじゃないすか?』と一言。
NYにずっと住んでいるので日本の芸能のことに疎くて、その場ですぐに調べてみたんです。絵を見た瞬間、「この人だ!」と思いました。
本の中はお笑いのエッセンスもあるので、くっきー!さんはお笑いの方だから、
その辺りも繋がっていますよね。
最初は話が上手く進まず…。
でも諦めきれずに、「絶対にこの人になる!」という確信がありました。
熱意は伝わるはず、私は諦めない人なんです!
そこで、NYに戻る直前に東京のアートフェアに行き、ギャラリーのオーナーさんに直談判しました。
そしたら、OKが出たんです!
泣きそうなくらい嬉しかったです。本当に諦めなくて良かったと思いました。
ーーー誕生するまでにどのくらいの時間を要しましたか。
まとめるのは時間がかかりましたね。大変だったんですよ、3年です。アートを
生み出す時もそうじゃないですか。
ーーー単なる現代アートのビジネス黄金の法則だけでなく、アート自体の魅力、精神性、人生、あらゆるジャンルが詰まっていて驚きました。どうやって考えついたのですか。
旅、SDGs、女性・男性の話など、入れたい要素を一旦書きました。
よく聞かれるのですが、名言を軸にストーリーができました。出てくる現代アートの巨匠と繋がって、私だけの力で書いたと言うより、巨匠たちの魂が書かせてくれたと言う感覚です。
もちろん、出てくる現代アートは、文献を参考に忠実に描いていますが、ダレの香水や飴ちゃん、ガラケーなどの要素は、想像して感じたことを散りばめています。
ーーーどうして主人公は、佐賀の人だったのですか。
佐賀が大好きなんです。
そして、私は、鍋島藩が大好きです。
鍋島藩主・鍋島直正は、西洋の科学技術を次々に導入し、西洋列強と肩を並べ、
大砲などの技術革新で日本を守った藩です。
「その時日本は佐賀を見ていた。佐賀は世界を見ていた」。
佐賀藩が設立した藩校からは、有名な方々を輩出していて、敬意を表して、
佐賀にしました。
本の中の嬉野タケオも、そういったDNAを持ちながら現代を生き、世界に羽ばたいていきます。
ーー同席していた北海道出身のフーバーの補足
鍋島藩の島義勇は、北海道を開拓した人で、北海道ともゆかりがあります。
(私は佐賀出身、そして今回撮影してくれたモーリスさんは嬉野(2024年現在)に住んでいるという偶然に一同鳥肌が立ちました)
ーーー今の時代だからこその、アート、日本の話でしょうか。
アートはビックウエーブです。今年、来年、色んな企業がアートをやっていく時代がくると思います。
アートはお金持ちだけが楽しむものでなく、誰でも楽しめると言うことまで落とし込むまで凄く悩みました。
アートをもう少し、現代アーティストである巨匠の名言や生き方を見ることで、
アーティストの生き方を真似できる。
5年後、10年後、アーティストみたいな生き方がこれからの人間の見本になっていくと思います。
AIが普及して、自分の価値を絶対に考えざるを得ないことが出てくると思います。
世の中には、2種類のタイプの人間がいると。
その2種類のタイプとは...?
インタビューの様子は後編に続く