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インハウスのデザイン組織 約4年を駆け足で振り返る

こんにちは!プロダクトデザイン部の小川です。

2024年も終わりに近づいてきました。
みなさん、今年はどんな1年でしたか?

私たちにとって2024年の大きな出来事は、10月に事業再編により新会社になったことです。これをきっかけに、デザイン部はブランディング領域に携わるようになり、新しい部門からの引合いもぐっと増えました。


noteを書くにあたって

年末なので振返りを書こうかなと思っていたところ、メンバーのakane🐾から「どう変わったのか、案件数の変化を見てみたい!」という声をもらったので、過去数年を振返ってみます。

実は組成2年目まで、メンバーの増減・案件1つ1つの内容と期間を詳細に共有していたのですが、案件数が増えてきて、「どうまとめようかなぁ…どこで共有しようかなぁ…」で止まっていました。
「見たい」と言ってもらえると、やる気が出ますね!
ちょっと長くなりましたが、読んでいただけたら嬉しいです。

振返ってみよう!

フォルダを漁って、2021~2024年のデータをまとめてみました。
プロダクトデザイン部の年表です。

2021~2024年のデザイン部年表
2021~2024年のデザイン部年表

案件数は21年度の24案件から、24年度は50案件と2倍になりました。約1/3(16件)は半年以上入り続ける継続案件で、PJTの一員としてどっぷり参画しています。自由度もかなり高いです。
数か月以内で完了する短期案件は、新規か同じ部門からのリピート案件。より理解を深めて中長期案件にしていきたいです!

それでは、項目ごとに変化をみていきます!💨


方針

2022年までは、“チーム”で成果を出すことを重視していました。
1人ひとりがいきなりトッププレイヤーにはなれなくても、チームなら得意を活かして成果を出しながら、個々の学びたい・伸ばしたいという思いも叶えることができると考えたからです。
この頃のデザイン部の社内認知は、ほぼゼロ。まずは得られた機会は決して逃さず!関係者とPJTを一緒に進めていく中で、「お、なんかデザイン部と仕事すると結果も、気持ちも良いな」とポジティブな感情を残そうという方針で、楽しく丁寧に取組みました。

2023年からは、“信頼”“個人”という言葉を入れています。
チームプレーについては“ペアアサイン”や“デザイン相談会や道場”といった文化としてしっかり定着したので、ここからはデザイナー個人が強みやエゴを目立たせて信頼を得るターンです。
(そしてそのさきには、さらに面白いチームになっているはず!)


できごと

振返ってみてターニングポイントだったと思うのは、2021年。組成当初のプランを変更(協業先を1事業ではなく全社に拡大)した時です。
「全社に拡大するぞ」といっても、まだまだ社内認知度が低いデザイン部…営業がいなくても全社から案件が入ってくる仕組みづくりに力を入れました。
「デザイナー自身が営業担当。いい仕事をして、自分やチームのプレゼンをしてきて~!」とかよく言っていた気がします(今でも言ってるな笑)。
他にも様々な施策を実行に移して、感触を確かめながら新しいプランにシフトしていったのが、2021~2022年にかけてのできごとです。

幸いプラン変更はうまくいき、2023年10月、課 → 部に昇格!
現在のプロダクトデザイン部は「サービスデザイングループ」「クリエイティブデザイングループ」の2つの課を擁し、すーじーまみさんにマネジャーに着任してもらっています。


メンバー数

2020年の組成時の2名(しもしもと私)から、2024年12月時点で14名になりました。
表にある「BP」とは「ビジネスパートナー」の略です。
デザイン部だけでは体制が組めないけれど“この案件は何とかやりたい…!”という場合に、助っ人として参画してもらったメンバー達で、22年まで一緒に取組んできました。
BPメンバーのおかげで、実践経験が詰めるのはもちろんのこと、これまでのデザイナー経験を共有してもらえるのもチームのプラスになりました。ここぞという案件では、またぜひ力を借して欲しいなと思っています。


案件数・自部門案件数

「案件」は全社から依頼がくる、通常のデザイン案件のことで、「自部門案件」は未来の自分達への投資案件のことです。「自部門案件」では採用活動や提案活動、デザイン仲間を作るための広報活動などをしています。

2022年はプラン変更直後で「自部門案件」が多くなっていました。
「デザイン案件が少ないなら、自分たちで作ればよいのでは?」と無邪気にデザイナーがオーナーとなって新規事業の立上げに取組んだり(後のサービスデザインの業務に繋がる)、社内の提案書がバラバラで非効率で美しくないと思ってテンプレートを作って配布したり(大反響!)、twitterやnoteの運用を試したり(今も試行錯誤)。
この時期は自由に発想してアクション数を上げていましたが、どれも学びや次のアクションにつながっています。

中でも、デザイン部の事例やメンバーを紹介するポータルサイトは作ってよかった!他部門にデザイン部を紹介をする際に、パワーポイントの資料と併用することで効果を発揮します。後でURLを送って見てもらったり、該当案件だけ送ったり、使い勝手がとてもよいです。
また、キービジュアルをきのぴが作ってくれたのですがアガる⤴ そして、最新の事例はメンバーが自発的に期限を設けて更新してくれているので、常に最新が保たれています!


評価

最後は、評価についてです。
デザイン部では、一緒に仕事をした方たちの満足度やニーズを知り、PJTと組織の運営に活かすために、アンケートをとってきました。
毎回、ほとんどの皆さんが回答してくれてありがたいことです。メンバーたちがいい関係を築いてくれているおかげですね。

これまでの評価は5点満点で4点以上👏
2023年には「タレントの豊富さ」を評価するコメントをもらい、方針と合致していたのがうれしかったです。
当然「もっと期待しています」という声もいただいているので、引続き頑張ります!

2024年度のアンケートは1月を予定しています。ドキドキしますね~
そして今回は、まだ一緒に仕事をしたことがない方々にもデザイナーへの期待や要望のアンケートを取る予定なので、これも楽しみ。

まとめと、2025年にむけて

私は、インハウスのデザイン組織は「“となりの席の頼れるデザイナー”みたいな存在」でありたいなと思っています。

先日の上長との1on1で「小川が最初に作りたいと思い描いていた組織ができたんじゃない?」と言ってもらえたのですが、振返ってみると確かに、「これできる?」と相談が来るし、「うん、まずは話を聞かせて!」と受け身が取れる組織になっていました!

今、「来期の計画を一緒に立てよう」と各所から声をかけてもらっています。また、自社の事業にもっと積極的でわかりやすく貢献していきたいなとも思っています。(社名にも「デザイン」って入っているし!😁)
カバーしている業務領域にはまだ薄皮なところもあるし、チームでも個人でも攻めてチャレンジしていける体制強化は必須ですね!
2025年も、ますます楽しくなりそうです!!

それではみなさん、よいお年を&2025年もよろしくお願いいたします!


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