足指の壊死と切断
劇症型溶連菌感染症の治療で使ったお薬の影響で、足指が壊死してしまった。(手先や足先が犠牲になる可能性があることをわかっていて、命を優先させるためにお薬を増量したのだ。)
結果、手先は守られ、足の指が壊死。両足の人差し指、中指、薬指を切断することになったのだ。
とっても親切な形成外科の先生に、具体的に説明をしていただき手術。2週間後に抜糸。(5月の出来事)
指がない違和感が未だにあるが、少しずつ少しずつ慣れてきたのを実感する。のだが・・・
足指をテーマにした絵を描いてみた。
足指は5本。そうありたい。でもそうなれない。
まだ自分の短くなった足指を愛せていないことがわかった。
私の足指ちゃんをテーマにしたかわいい絵本を描こうと思ったのだけど、こうなってしまった。なんと寂しい絵だ。
夫が私の短くなった足指を初めて見た時に「なんだかかわいいね。」と言ってくれた。「歩ける?」「痛くない?」「手術大変だったね。お疲れ様」など言われてももちろん嬉しいと思うが、「なんだかかわいいね」と言う表現に私は心が救われた。そうだ。この足指ちゃんは犠牲になって私を守ってくれたかわいい存在なんだ。と教えてくれた。ありがとう。
かわいい足指ちゃんを愛せるように、なりたい。と思うのだ。
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