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【詩】 珊瑚礁を超えて

負の感情の
波打ち際で
遊ぶことを
やめない


砂と戯れて
満足したことにする
そういう癖


珊瑚礁の向こうに
まだ見たことのない島が垣間見える


「危ない」から
行ったことないから
見えてないことにして
行かないで
そこから動かないで
砂遊びだけで


不幸自慢して
自分に酔う
不幸=自分の構図を崩さないように
ワタシはなにを守ってる


ワタシから「不幸」を取ったら
何も残らないと思ってる


いつも自分と自分が
綱引きしてる

そっち行ったら「危ない」
自由になってしまう
自由になってはいけない
ワタシは私の足枷を外してはいけない
鎖の鍵は敢えて井戸に落として
二度と外せないように


そこまでして
そこまでして
ワタシが私に帰るのを
頑なに拒否するのは
やっぱりワタシ。



怖い。



ーーーーーーだいじょうぶ。
私はもう、珊瑚礁をとっくに超えてる。

新しい島に、筏で到着してる。

波の力、
風の力、
筏の力を借りて、
私以外の力を借りて。
もうひとりじゃない。
ひとりでやろうとしないで。

ーーーーーーそこにいるワタシへ。

こっちにおいで💕

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マリ
常に頭の中に表現したいことで溢れている根っからの表現者です。いただいたサポートは創作のために大切に使わせていただきます。