![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117747810/rectangle_large_type_2_7970f6744ab4919bae42aaa232fc4d45.png?width=1200)
適応障害で休養
適応障害で、しばらく仕事を離れることになった。
原因は、上司を含めた人間関係。
春頃から不調が出ていたけれど、だましだまし仕事を続けていたが、ついに臨界点突破してしまった。
数か月前に「環境調整」ということで、その時の一番の原因となっていた上司との接点を減らす対策を講じてもらったが、うまくいかなかった。
今思えば、環境調整として効果が出ていなかったのだと思う。
お休み直前は、環境調整をしていたことを、職場の人は誰も覚えていなかったと思う。結局元通り。
さらに、上司との接点を減らす対策が、まわりの同僚との軋轢を生んだ。
上司との関係も改善しないうえ、部下との関係も悪くなっていた。
部下も上司も、事実上、私を必要としていなかった。
私、ここの職場にいる意味、ある?
無色透明な存在になった気がした。
そんな思いが強まってきたころ、人生で初めて「仕事行きたくない」と思った。
めんどくさい、とかそういうレベルではなくて、心と体が危険信号を発している感覚。
惰性で職場に行くことはできるが、心がついていかない。
席に座っても、何をしていいのか、まったくわからなくなった。
メールを見ても、書類をみても、頭に入ってこない。
メールを打つにも、文章が思いつかない。
ええと、何を伝えればいいんだろう?そんな状態だった。
原因はいろいろあると思うが、大きかったのは上司からの否定。
否定され続けて、お前はだめなやつだ、と言われてるように感じた。
上司も傷つけようとして言っているわけではないと思う。仕事の一環だとは思っている。
けれども、私は上司の言葉をポジティブに受け取れなかった。
私ってダメだなーと、給料泥棒だなー、と毎日思っていた。
そして、職場には、その苦しさに共感してくれる人も気づいてくれる人も、いなかった。
仕事の帰り道、涙がとめどなく溢れた。
最寄り駅のホームで、近づいてくる電車を見て、いろんなことに思いを募らせた。
その時の気持ちを例えるなら、細いロープに、指一本でぶら下がっている状態。綱渡りではなく、落ちそうになっていた。
そんな時、こうした病気で休んだことがある友人がアドバイスをくれた。
「今、休まないと、戻れなくなるよ」
その言葉に背中を押されて、休むことになった。
戻れなくなる…とても怖い言葉だと思った。
その後、上司のさらに上の人に相談し、休む段取りを整えた。
過去に環境調整がうまくいかなかった経緯もあるので、復帰後のことは専門家の人に相談しようということになった。
休むことが決まった日、一応、原因となった上司には休む旨をメールで連絡したが、返事はなかった。(さすがに電話はできなかった…)
休み始めて数日。
休むほどだったのかな、もっと頑張れたかな、いや、限界だったな…
逃げ出したかっただけなのかな…逃げ出した自分、だめだ…
復帰したらどうなるんだろう。
毎日、ぐるぐる考えている。罪悪感。
これが食欲不振というやつなのか、食べたいものもないし、食事がおいしいと思えない。
ああ、早く、苦しみから解放されたい。
【しばらく前に起きた話を、整理しながら書いています】