
17.【紹介】日本人にはひっかかる?怖くない怖いホラー映画
新鋭オーレン・ペリ監督がビデオカメラを使用し、わずか1万5000ドルという超低予算で製作したホラー。2009年10月に全米公開され大ヒット、5週目にして全米ナンバーワンまで上りつめた。米サンディエゴで暮らす若いカップル、ミカとケイティは夜中に家の中で不審な現象が起こっていることに気づく。ミカがその原因を探るべくビデオカメラを購入し、寝室に設置すると、ビデオには衝撃の映像が映っていた……。
『パラノーマル・アクティビティ』
和訳すると”超常現象”という意味らしいですが、名に違わぬ現象が繰り広げられていきます。
この映画の魅力の一つは何と言っても低予算ということ。製作費はわずか15,000ドルで、編集も監督自ら自宅パソコンで行ったとか。キャストも数人で非常に覚えやすいです。ありがたい。
ただこの魅力はさらに輝くのです。上記理由もあり当初はアメリカ国内で12ヵ所でしか放映されておりませんでしたが、口コミが口コミを呼び徐々に放映ヵ所が拡大、全米で大ヒットを記録し、世界興行収入は150,000,000ドルを超えました。なんというドリームでしょう。ゼロ4つ追加です。
アメリカホラーによくある
わああああああああああああああああ
ぎゃあああああああああああああああああああ
というのはなく淡々とストーリーは進行していきます。
日本ホラー的な陰湿嫌がらせから始まりますのでむしろ安心感すらあります。その点は斬新なつくりだったのでしょうか。
ネタバレを防ぐため内容の詳細は差し控えますが、敢えて言うならば…
ミカーー!!!!!!!!
お前ーーー!!!!!!!!!!!
なんでしょう、アメリカ人気質なのか立ち向かう姿勢がすごいです。罵倒挑発なんのその、余計な事しかしません。
もはや、やったれ!!!!!と思うほどです。
賛否両論ある映画だとは思いますが名作なのは間違いないです。
ぜひ『パラノーマル・アクティビティ』ご覧になったら如何でしょうか。