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みやぎのあられさんへ行ってきました!

こんにちは!
亘理を去る前日、お世話になった方々へのご挨拶まわりの一方で、新しいところへも行ってきました。亘理で度々おやつに食し、他地域へ出張の際にもお土産としてチョイスしていた、みやぎのあられさんです。アルバイトを募集されていて、まずは見学だけでも、ということで、ものが作られる工程に興味津々の私。行ってみました。

みやぎのあられさんのサイトです。
https://www.miyaginoarare.co.jp

海側から行くと、両脇見渡す限りの田んぼを突き抜けたところにお店はあります。そのロケーションだけで、なんだか説得力があります
店内には様々なフレーバーのあられ!宮城や亘理にちなんだ素材も多く、惹かれます

「こんにちは〜」とお店の扉を開けると出てきてくださったのは代表取締役の石田美智代さん。まずはみやぎのあられさんについて色々と教えていただきました。ご家族で経営されていてお米を育てるところから販売まで全て自分たちでやっているということ。田んぼや工場がお店のすぐ近くにまとまっていて、まさに亘理産まれのあられということ。体力勝負の仕事だということ。

その後製造工程を見学させていただくことに。
まずは、シート状に伸したお米を長方形にカットしたものを天日干しするテントへ。お店の裏に大きなテントがあるのですが、周囲の環境に溶け込んでいて違和感がありません。「近所の人も、まさかここで天日干ししているとは知らないと思う」と石田さん。

テントの中に入るともわっとした空気。先ほどのお話で体力勝負と仰っていた作業のひとつがここでの仕事。この日は3月末にしては暑い日で、数分いるだけできつく、これが真夏であったら..と想像します。干す時間は通常3日間ですが、毎日の気温や天気によって見計らいます。これはやはり熟練の技をもった旦那様やお父さまにしかできないことのようです。大変な干し方法ですが、それでも天日干しにこだわるのは、機械では出せない美味しさに結びつくからだそうです。

年季が入り佇まいが美しい金網。この上に並べて干します

いよいよあられの製造工場内へ。それはそれは雰囲気のある昔の蔵、中を改修して工場にしているとのこと。入ると早速右手の部屋ではあられに海苔を巻く作業をしているところでした。

表面が湿っていないと海苔が巻けないので、湿度管理も徹底されています

様々なフレーバーがあるので、在庫状況を見ながら作業を決めていくそうです。「松島のり」の海苔巻き作業は月に1,2度で、湿度や天候の予報を見ながら作業日を決めるそうです。ですのでこの作業を見られたのは貴重なタイミングでした。私も巻く作業を体験させていただきました!

続いてあられを焼くところへ。

奥の機械で3分ほど焼きます。天日干しされた短冊状のお米、美しいです
こんがり焼きたてのあられ!このサイズ感、ついつい止まらなくなってしまうんですよね〜

焼いたあられは木箱に入れて保存します。もとはお茶の箱だったものでこちらも雰囲気があり美しい佇まいです。木箱の使用も今は厳しく制限されているようで、プラスチックや金属に変わっていってしまっているようです。

そして最後に見させていただいたのは、ザラメなどをあられに満遍なく味付けする機械。ドラムのように回転する機械で、中にあられとフレーバーを入れ、味を均一に付けます。

締めくくりはお買物!色々迷いましたが、今回は定番の「松島のり」「ざらめ」と「梅ざらめ」、そしてこどもたちが大好きな「いちごのポン」を購入。
石田さんの旦那さんは定番ものや昔ながらのフレーバー以外にも日々新しいフレーバーを研究しているそうで、販売スペースの随所にもそれが感じられます。これからも楽しみに、亘理に行く度に購入したいと思います。
みやぎのあられさん、どうもありがとうございました!


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