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0217 東京ドーム25個分、弥生時代へタイムスリップ「吉野ヶ里遺跡」(佐賀県)

吉野ヶ里遺跡よしのがりいせきのご利益

縁結び、安産、子授け・子宝、古代からのエネルギー、心身浄化、ストレス解消

吉野ヶ里遺跡の360度ビュー


吉野ヶ里遺跡よしのがりいせきについて

大規模な弥生時代の遺跡で、縁結びや子宝、安産のご利益があるとともに、古代からのエネルギーが満ちあふれる国内最古のパワースポットです。
古代の自然の環境に身を置くことでストレスが解消し心身が浄化されます。

それまでの狩猟中心の生活と異なり、人類が稲作を開始して「家」を持ち、定住するようになった、現代人の原点となる文化の発祥地です。
数々の資料や出土品をもとに、当時の集落の様子が再現されています。

南内郭。竪穴式住居の大多数は実際に入って見学できます。

遺跡の中心部の「南内郭みなみないかく」は鉄製品が数多く見つかり、王や支配者が住んでいたエリアで、物見やぐら、竪穴式住居、集会の館などが復元されています。
物見櫓からは、タイムスリップしたかのような古代の風景が一望できます。

物見櫓からの眺め

入場ゲートから南内郭のさらに先にある「北内郭きたないかく」は儀礼、祭典などの重要な祭事を行った場所で、柵に囲まれた主祭殿や物見櫓があります。

最大の建物、主祭殿がある北内郭(遠景)

北内郭の先には「北墳丘墓きたふんきゅうぼ」と「甕棺墓列かめかんぼれつ」があって、歴代の王、高位の人物が埋葬された特別な場所や、実際の甕棺かめかん(遺体を納めた土器)や出土品のレプリカが展示されていて、古代の葬儀文化に触れることができます。

甕棺。500基を超す甕棺墓が整然と並び、
長さ300mにわたり再現されています。

遺跡は昭和61年(1986)からの発掘調査で発見され、現在は一部を国が管理する公園となっています。勾玉づくりや火起こし体験など弥生時代の技術・文化・生活体験ができるプログラムは、子どもから大人まで楽しめます。

物見櫓

通常の旅行気分に加えて、勾玉をつくったり、火を起こしたりして手を動かすと、目からの視覚と手からの体験で、まるで弥生時代にタイムトラベルをしたような感覚を味わえると思います。

乱杭らんぐい(先をとがらせた杭)と堀と逆茂木さかもぎ(木の幹などのバリケード)
いずれも集落を守るためのものです。

見どころだけを紹介していますが、吉野ヶ里歴史公園は117ha、東京ドーム25個分という広大な面積です。目標のエリアを絞って行くか、時間をとってタップリ味わうか、スタンスを決めていくといいかもしれません。

12月頃に開催される「吉野ヶ里 光の響」では園内が美しくライトアップされ、昼間とはまったく違った光景に様変わりします。通常、夜間営業はしていませんが、この時だけは、かがり火やキャンドル灯籠が灯され、幻想的な世界が浮かびあがります。光と音が織り成す素敵な演出です。

アクセス(GoogleMaps)

公式サイト・参考サイトなど

▼園内記事は1分、全体で5分前後で読めます。見どころ、弥生体験、お土産や周辺グルメ宿など▼

▼2~3分で読めます。全体マップ、見どころを20点以上の画像で紹介▼

▼【公式】バーチャルツアー(おすすめ)、吉野ヶ里遺跡とは歴史建物紹介発掘について古代の森弥生Q&A、など▼

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