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0115 恐ろしい龍神伝説と1300年の歴史「田村神社」(香川県)

田村神社のご利益

縁結び、安産、子授け・子宝、家庭・夫婦円満、病気平癒、身体健全・健康増進、交通安全、五穀豊穣、心の安定、苦悩解消、ストレス解消


田村神社について

和銅2年(709年)、行基によって社殿が創建されましたが、それ以前から地元の水神(蛇神・龍神)をお祀りしていました。

神社の奥殿の床下には底なしの深淵があり、枯れることのない「定水井さだみずのい」という泉があります。

そこには龍が棲んでいて、龍を見た者は絶命しています。
明暦元年(1655年)に社殿改築の普請奉行、竹村斉庵たけむらさいあんは祟りがあると止められたにもかかわらず淵から頭を出した龍を見て死んでいます。

その改築工事が半ばになった頃、大工が淵のフタの穴へのみを落してしまい、現れた龍に会って命を落としています。これが龍神伝説です。
(高松藩寛永十九年より享保十七年の記録)

恐ろしい話ですが、それだけ力の強い神様でもあります。
境内には高さ5.7メートルの巨大な龍神像があり、金運アップを願う参拝者は授与所にある小判を購入し、願いを書いて大判小判を奉納します。

なお、御祭神は|倭迹迹日百襲姫命《やまとととびももそひめ》を含む5柱で、「田村大神」と総称されています。

由緒ある古い歴史があるので、伝説は龍神伝説だけにとどまりません。
倭迹迹日百襲姫命《やまとととびももそひめ》は、三輪山の神、つまり大神神社のご祭神の大物主神おおものぬしのかみとのラブロマンスが日本書紀に残されていて、箸墓伝説、三輪山伝説と呼ばれています。

自然豊かな環境と神秘的な雰囲気が魅力の田村神社は、縁結びや安産、豊穣など様々なご利益があるパワースポットです。

精神的な悩みにも絶大な御神徳を発揮してくださり、心の悩みを解決し、おだやかな日々を送りたい方には最適な神社でもあります。

古代は讃岐国における三社の名神大社(国内最高位の神社格)に数えられ、讃岐国一宮として崇敬されてきました。今は金刀比羅宮の「こんぴらさん」に対して「一宮さん」と呼ばれています。

境内には桃太郎の昔話に関する石像や、たくさんのスポットがありますが1つだけご紹介します。詳細や他のスポットはリンク記事をご参照ください。

姫の宮 縁結びの神様として信仰されています。本殿の右手にあります。

アクセス(GoogleMaps)

公式サイト・参考サイトなど

▼ポイント絞って「歴史・由緒・ご利益・みどころ5選・アクセス」を紹介▼

▼神社の詳細、境内・御朱印など前後編にわけてガッツリ丁寧に紹介▼

▼龍神様について多くページをさいた記事▼

▼【公式】境内のご案内では30か所以上の写真(紹介文付)の表示が可能▼

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