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【#読書感想文】 終末のフール
ネタバレはありません、ご安心ください😊
この本を読むきっかけは、真咲さんの記事でした。
伊坂幸太郎さんの本は一度も読んだことがなくて、でもどれも面白そうで😆
何から読もうと考えていたときに、この「終末のフール」をオススメしてもらいました✌️
さっそく某古本チェーン店で購入しまして…
あらすじはこちら。
8年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから5年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命3年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。
あらすじにもあるように、団地に住む方々が8つのエピソードに分かれて登場します。
どのエピソードでも登場人物が、終末を控えて、何を思い、どう行動するのか? なぜその行動をするのか? が描かれています。
僕が特に印象に残ったのは、「天体のヨール」でした。
詳しくは書きませんが、絶望した男性が旧友と再会し、語り合うことで心境が変化していく…
のかと思いきや、
「え? そのあとどうするの?」
という結末😳
死を受け入れる。
しかも、自分自身の病気ではなく、○年後に地球が滅亡する、という予測で。
自分だったら終末までの数年間、何をして過ごすのだろう?
でも、特養の入所者さんを放っておくわけにはいかないよなぁ…
職員さんは、何人残ってくれるんだろう…
そんな状況だからこそ、
「自分たちは高地に逃げたいんだけど、このおばあさんは連れていけないから」
っていう入所申込みも出てくるのかな?
そんなことも考えながら読み終えました😅
テンポがよく、一気読みできる本ですので、興味がある方はぜひ手に取ってください🖐️
真咲さん、おもしろい本を紹介していただき、ありがとうございました😊
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。