【#読書感想文】本性
※ネタバレはありません、ご安心ください☝️
40才独身の尚之は、お見合いパーティで<サトウミサキ>と出会う。彼女の虜となり逢瀬を重ねる尚之だが、結婚の話が進むにつれてミサキは不審な行動を見せ始める。一方、若手刑事の宮下は、一匹狼のベテラン・安井の相棒として、焼死事件を追っていた。単純な火災事故のはずが、安井だけは裏に潜む事件を確信しておりー。関わる者を必ず破滅させる女、その正体とは? 全ての謎が繋がるとき、あなたを再び衝撃が襲う!
構成は、1〜9章に分かれており、章ごとに登場する人物とサトウミサキとの関わりが描かれています。
第1章 お見合いパーティ 梅田尚之
では、「パーティで出会った女性に誑かされていく男性の話か!?」と思いきや、そんな単純な話ではありません😳
第2章 無垢材のローテーブル 小田切琢磨
では、登場する人物同士の諍いを起こさせるのか!? と思いきや、もちろんそんな期待は良い意味で裏切られます🤣
章が進むにつれて、登場する人物同士のつながりもわかってきます。
僕が、一番ゾッとしたのが
第3章 サボテンの花 青木繁子
よもやよもやの結末でした🥶
終盤になるにつれて、サトウミサキの目的もわかってきます。
それと同時に、不可解さにも襲われます…
この不気味さと不可解さを残すところが、作者である伊岡瞬さんの魅力なのだと思います👍
ちなみに、僕は伊岡瞬さんの本は
3冊目でした。
また別の本も読んでみたいと思います🖐️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。