帝王学と狼のおしっこ
先日、私は千葉県富津市にある
一般社団法人一燈の坂本先生が
運営する農場兼研修施設に
足を踏み入れました。
農場には、山々、畑、澄み渡る空、そしてセミの鳴き声が広がり、そこで過ごす時間はまさに非日常でした。
「長靴、長袖のシャツ、手袋を
忘れずに。そしてジビエや
無農薬野菜がたっぷり、
ビールやワインも楽しめるよ」
と、坂本先生からの事前連絡。
この日、私は、野菜の収穫や
水路の管理に参加し、まるで
一日農夫になったかのようで
した。
また、イノシシ用の罠の存在や
キャンプ場の設備を見て、
ここがどのような研修の舞台に
なっているのかを想像しました。
坂本先生のおっしゃったことの
一部
↓ ↓ ↓
「ヒルに気を付けて」
「猿がやられたんだよ」
「猪をここに吊るすんだよ」
「昔北海道でキャンプして
いたら、ヒグマの親子に
遭って怖くて寝られなかった
んだよね。朝まで何メートル
もの火柱をあげ続けて、
こないようにして一晩過ごし
たんだ」
「おお、やっと1つ育ったか」
「何が正解かわからないから、
試してるんだ」
その日、先生から聞かされた
エピソードは、「共生」に
ついての深い洞察を私に与えて
くれました。
その中でも、一番印象に残った
のは「狼のおしっこ」の
エピソードでした。
敷地内のいたるところに設置
された液体入りのカップは、
実は、イノシシやサル、シカを
遠ざける「天敵尿」で、
6メートル先まで保護する
バリアとなっていました。
その瞬間、私が気付いたのは
「帝王学」がこの場所で実践
されていることでした。
私たちの持つ「自力」
自然界のルール「他力」
を活用し、望みをかなえる。
―自力と他力を組み合わせて
願いを叶える技術―
自分自身の力「自力」を、
自然界のルール「他力」に
結びつけて目標を達成する方法。
私たちは個人として、
生活や事業に対する全ての課題を
一人で解決することは困難です。
だからこそ、「他力」を理解し、
その力を自分の行動に
活かすことが大切です。
それこそが「帝王学」の本質で
あり、その道筋を私はこの日に
感じ取ることができました。
そんな反省と共に、私はアクア
ラインを通り抜け、帰路についた
のでした。
帝王学はどこにでもある。
A 当たり前のことを
B ばかにせず
C ちゃんとやる
帝王学と言えば、
運勢や運命、相性。
はたまた小難しい文章などを
イメージしがちですが
私はもっとカジュアルで、
誰にもわかりやすく、
使いやすくに重きを置いて、
「シン・帝王學」を提唱して
います。
↑
とても抽象的でかつ本質。
今年の6月7日に、私がMCを
しているラジオ番組にゲストで
お迎えした時の回
↓ ↓ ↓
坂本政典さん。
ひとことで坂本さんを表すなら…
「大胆な教育家!!」
【教育への情熱が宇宙を
照らす!未来への挑戦】
坂本さんは教育の重要性を痛感し、大学卒業後の1972年に横浜で「自分で考え行動し責任を持つ」人を育てるための『ヒルズ学園こどもの王国幼稚園』を創設しました。
彼が信じる「幼児期の教育」が、
人としての基礎を形成することに気づかれその思いを具現化されました。
卒園後もヒルズ学園での学びを望む声に応えるため、小中一貫校の設立に挑戦しましたが、日本の新校設立の壁に直面。
そこで彼は家族とともに
1990年にニュージーランドへ移住し、家族を呼び寄せる。
1993年オークランド市に
『Oceania International College』を立ち上げました。
この学校では
英語とクリティカルシンキングを重視した学習方式が展開され、
学生たちが自己を見つけ、成長する機会を提供しています。
さらに、彼は2018年に
『こどもの王国保育園』と農場を開設し、幼児から成人までの教育活動や研修を通じて、アウトドア体験と地域の結びつきを大切にしています。
彼の情熱と独自のアプローチが教育界に新たな風を吹き込み、
幅広い世代に夢と希望を与えています。