リーダーとマネージャー
「リッチでないのに
リッチな世界などわかりません
ハッピーでないのに
ハッピーな世界などえがけません
『夢』がないのに
『夢』をうることなどは……とても
嘘をついてもばれるものです」
昭和のTVコマーシャルを牽引した天才、杉山登志の言葉である。
しかしながら、天才も挫折を味わいつつ最後は自死を。
平成の世も終わり、令和となり、すでに昭和スタイルの強烈なリーダー
のもとに仕事が回る時代も、終わろうとしているのではないだろうか。
たまたま広告関連の方と呑んでいて、今は亡き杉山登志の話になった。
我々は、強烈なリーダー不在の時代にあって、今後はどのようなスタイルで仕事を回していけばよいのだろう。
リーダー:自ら先頭に立って進むべき道を示す存在。文字通り引っ張る人
マネージャ:メンバーの一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるように支援する存在。文字通り管理者
そう、リーダーとマネージャは違うのである。
会社で管理職と言われる連中は、大抵が後者のマネージャ。
部下を前に立たせて、尻を叩く。この方が楽だからかも。
引っ張るのは抵抗も大きく、難しいし、しんどい。
が、やりがいは何倍もある。