坂野俊一

坂野俊一

最近の記事

総頸動脈

看護師の友達と飲んでいたら、看護師になった動機は「総頸動脈」フェチだったから・・・とのこと。 え、それ何? と聞き返すと、胸鎖乳突筋の横にある血管だよ、それが浮き上がっている男性にセクシーさを感じるとのことだった。 ちょい小太りの私は、どんなに頑張って力んだって、首に血管が浮き出るようなことはないので、セクシーさの微塵も感じていない、ただの飲み友達だったのだという「がっかり」はともかく、総頸動脈・胸鎖乳突筋も初めて聞く単語だったので調べてみた。 胸鎖乳突筋は、いわゆる首筋。 

    • なぜミスが起こるのだろう

      職場で事務ミスが起きたので改めてミスについて考えてみた。 ミスが起きるパターン ①勘違い・思い込み(思考段階)  正常性バイアスがかかり、小さなエラーに気付きにくくなる。  人の認知システムによる見違い・聞き違い・勘違いで起こるエラー。 ②スリップ(行動段階)  環境が変わっても変化に対応できず、いつもやっている行動をとってしまうことで起きるエラー。くせがぬけないことで意図せずミスしてしまうなど。 ③し忘れ(記憶段階)  単純に「忘れること」で起こるエラー。メモやチェックリ

      • ラ・フェラーリ

        2013年に発売されたラ・フェラーリ。発売台数は世界で499台。 発売価格は、1億6千万円。 6.3リッターV12気筒エンジンながらハイブリッド。 購入条件は、正規ディーラーで過去にフェラーリ5台以上の購入履歴があり、5台のうち1台は458スペチアーレで2年以上の所有であり、購入後1年8ヶ月の転売はしないことなど。 日本にも数十台入ってきているが、間近にみる機会は少ない。 写真はフェラーリの整備工場にあったものを興奮気味に写メしたもの。 車の速さは、よくゼロヨンと呼ばれる0

        • バーテンダーの距離感

          バーに求めるものは、酒だけではない。 ・意中の娘と、もう一歩の時、最終攻勢を掛けるために使うバー ・ホステスさんを口説いてアフターで立ち寄るバー ・飲み足りないと思ったときにフラッと立ち寄るバー ・一人静かに物思いに耽りたい時のバー  などなど バーの雰囲気、シチュエーション、ロケーション、会話、バーテンダーとの掛け合い、美味いカクテル、全てひっくるめてのバーである。 心理学に「ハリネズミのジレンマ」という命題がある。 ハリネズミ夫婦は冬の夜、寒いのでお互い身を寄せあっ

          あしたのジョー

          浅草・日本堤と言えば、いわゆる「土手」という通称で呼ばれ、天ぷらで有名な「伊勢屋」、さくら鍋の「中江」など昔からの名店が軒を連ね、吉原に面したこの一郭は江戸の昔から賑わいがあったところ。 ところが、一歩裏手に回ると、いわゆる山谷地区。労働者の町。 簡易宿泊所に寝泊まりし日雇い労働を探すドヤ街だったが、最近では外国人バックパッカーなどが増えたと聞く。 1968年からの少年マガジン連載、1970年からのフジテレビ・アニメ放映開始により、漫画「あしたのジョー」は爆発的にヒットする

          あしたのジョー

          深夜食堂

          『深夜食堂』という漫画がある。 小林薫が主演でドラマ化もされているので知っている人は多い。 ドラマでは、新宿ゴールデン街?と思わせるようなセットに店が組み立てられていて、文字通り深夜零時から朝7時頃までやっている食事が出来る店。 ドラマでは、そこに集うヤクザ、ストリッパー、ゲイなどのお客さんとマスターとの交流が描かれており、悲喜交交が毎回のテーマになっている。 メニュー的には豚汁定食、ビール、焼酎、酒しかないが、マスターが作れるものなら言えばなんでも作ってくれる。 たこさんウ

          ブロックチェーン

          ビットコインで有名になった技術、ブロックチェーン。 一定数の取引(トランザクション)を格納(ブロック)し、鎖(チェーン)的につなげる。 身近な例に置き換えると、ATMでの入出金が取引(トランザクション)であり、通帳に格納されている1ページが「ブロック」。 1ページ分の通帳が出来ると承認されて、さらに次のページを作り込む連鎖が生まれる。これを、もっと大々的に世界中のコンピュータをつなげて、P2P分散型ネットワークで管理する。つまり中央に管理者を置かずに散らばった場所で複数の通帳

          ブロックチェーン

          リーダーとマネージャー

          「リッチでないのに  リッチな世界などわかりません  ハッピーでないのに  ハッピーな世界などえがけません 『夢』がないのに 『夢』をうることなどは……とても  嘘をついてもばれるものです」 昭和のTVコマーシャルを牽引した天才、杉山登志の言葉である。 しかしながら、天才も挫折を味わいつつ最後は自死を。 平成の世も終わり、令和となり、すでに昭和スタイルの強烈なリーダー のもとに仕事が回る時代も、終わろうとしているのではないだろうか。 たまたま広告関連の方と呑んでいて、今は

          リーダーとマネージャー