奈良県桜井市のルフドヌマン

2020年5月下旬緊急事態宣言も解除になったので、久しぶりにルフドヌマンの料理が食べたくて、奈良県桜井市に県を飛び越えて外出。県を飛び越える値打ちがあるレストランです。ちなみに書いている私はジャンクフードも好きですが食はショクレポ気分でかなりこだわる方。（厳しいかも。。）今後も本当に美味しいものだけを皆様に知っていただくために色々とご紹介していきますね。

ここの料理の特徴は、濃厚フレンチを想像すると違うかも。野菜メインの直球勝負で来ますよ。肉もここでは野菜を引き立てるだけの何かでしかありません。ソースも最小限です。これは肉系前菜1品目。

これはいわゆるカルパッチョという魚系前菜です。この日はアマダイ、カツオ、本マグロでした。私はカルパッチョは苦手なんですが、苦手なのはどうしても臭みが残る気がするから、、しかし、それをすべて打ち消すのが手前のニンジンの葉を上げたもの。白にんじんはゆでてあるだけなのに甘みがあってニンジン独特のにおいもなくするするお腹に入ります。辛味大根の花も食べれると初めて知りました。

枝豆のスープです。中央の花がきれいですね。

魚のメインディッシュ。この日はアマダイのガレット。ここでもソースはほんの少しのバジルソースとビネガーソースだけ。なので素材本来の味が楽しめます。ほおずきの実は生まれてはじめて食べました。これがまた美味しい！ひとつの皿にフリットしたものゆでたもの、ローストしたもの色々並びます。

肉のメインディッシュ。この日は大和ポークの煮込み。高く添えられてるのはディルの花のフリッター。これが全体を単純な味にしていない。ソースはかかっておらず枝豆のディップが添えられています。新種のジャガイモ（？）のようなのは初めての味。生のかぶらの薄切りがちょっとした箸休めになってます。

最後のデザートです。二種のチーズケーキとベリーのアイスクリーム。このチーズケーキがどちらも異なる美味しさで濃厚すぎず、美味しかった！とにかくここのオーナーは色々と研究されてるな。。と思いました。この日はここのファームの野菜を買うつもりだったのでオーナーシェフが調理方法を熱心にレクチャーして下さいました。今度桜井市近郊で青空レストランなるものも開業されるようです。是非行ってみたいですね。

ルフドヌマンの内観

美味しいレストラン以外にも桜井の町をちょっと紹介。こんな昭和感たっぷりのパン屋もあります。

こんな踏切も残ってます。桜井市は多武峰神社や長谷寺などで有名ですがちょっとレトロ感のある街で面白いです。

最後に、このようなブログをはじめたのも、今回のコロナ騒動のせいで、自分が好きだったホテルやレストランが苦境にたたされ、実際になくなっていってるのを憂いてのことです。良いものは残って欲しいと心から願います。

ルフドヌマン　　　青空レストラン吟