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po watanabe
2017年12月29日 06:57
二〇一七年十二月二十四日日曜日はれ帽さんのおつかいについて行こうと、三人で出かける準備をする。出発する前にあいこちゃんにお皿を返すと、のんさんはすーさんとたのしくなって家に入りたがる。ひとみんも来ていて、クリスマスケーキを作るよと誘ってくれていた。「のんさんだけでも来る?」という提案でひょんなことからのんさんが生まれてからはじめてふたりで出かけることになった。おつかいを終えて、カウンタ
2017年12月29日 06:56
二〇一七年十二月二十三日土曜日はれかっ飛ばして radioボリュームをお願い夜の高速道路は風景を読み飛ばすあたらしい下着化粧をすることやすむをつくるハーブと魔女草を愛でる自然と文化営むとあそぶかっ飛ばしてradio彼女が目をつむる前に扉をひらけば知っている風のにおい晩ごはんは、カレーライス。
二〇一七年十二月二十二日金曜日はれ『ちぐはぐな身体』という本がある。銀座の、とある本屋さんで手にとったとき、ずこーんときて。それはたぶんわたしのなかのある部分のもんやりを言語化したもの、なのだと思う。タイトルだけでおおきな贈りもの。なんだかそれに満腹になっているのか、まだ読んでいないまま。化粧をするということに、このごろ興味がある。のはなぜだろう。マニュキュアを爪全部にすると呼吸が
二〇一七年十二月二十一日木曜日はれのんさんの身体の具合も良さそう。二日ぶりに外へ出る。自転車をこいで風をかんじる。きもちよい。のんさんも外を、風を、自転車からの風景を、手繰り寄せて思い出しているという様子。情報量が多いのかもしれない。話しかけても返事はないけれどきもちよさそうな気配をかんじる。国立の、なんだか好きな蕎麦屋さんは今日も開いていた。妊娠中、助産院での講座や検診の後、どこもお
二〇一七年十二月二十日水曜日はれ鼻タレのんさんは機嫌はよい。自然療法の本をめくり、乳児は植物油を鼻に塗るとよい、と。午前中、へやをお日さまが照らして温かいころにのんさんは昼寝。これでよくなる方へ傾いた、となんとなく感じた。お昼ごはんの前後にどっかんと便が出る。長いお昼寝と便が出るは治るの印。晩ごはんは、しょうが焼き (玉ねぎ、青梗菜)、きゃべつとぶた肉の炒めもの、冷奴の残り、ご
2017年12月29日 06:55
二〇一七年十二月十九日火曜日はれのんさんが鼻風邪をひく。眠るときに布団をかけたがらないのんさん。授乳しぬがらわたしが眠ってしまい布団をかけなかったからというのと (夜お腹が痛くて起きた帽さんがかけてくれていた)、遅い昼寝のまま眠ってお風呂に浸からなかったからというのが、理由かなと思いつく。けれどもなにより昨日ぷんすかがみがみ彼女に怒ったことが要因なんじゃないかなと。そんな気がする。外は
二〇一七年十二月十八日月曜日はれなにかがとってもくたくたで のんさんにおおきな声で怒る怒る。のんさんが鍵をしめて外に出されたりして それだって 説明したらいいだけのこと。どうしても今日はぷんすかマン。なやんでいたけれど これはこのまま二人でいたらよくないなあと「えいっ」とこの街のあの森で行われるハーブソルトをつくるワークショップに参加しますとれんらくをした。れんらくをした途端なにか
二〇一七年十二月十七日日曜日はれ祖父の四十九日。仏教では四十九日がこの世とのさようならの日であるとおはなししていた。身体から離れて、四十九日間行きたかったところ、会いたかったひと、懐かしいところへ旅をしていたのかな。そんな映像が浮かぶ。帰り道、手書きでメニューが書いてあると思ったそこがおいしいな匂いをかんじて、川越に寄り道。ここと思ったお店は閉じていて、道なりには商店街。ひとゆく通り右
二〇一七年十二月十六日土曜日はれはれた。予報はあめだった。たんじょうびというのは、何才くらいからそのひとのものになるのだろう。ある時まではまわりにいるおとなのものなのかもしれない。昨日が今日が明日がどんな日か、今の彼女には目が覚めて”とっと”がいる!とかで区切りはなく続いているものなのかな。まわりが、わたしがあわてたり、思い返したりして、彼女がやって来てからのことをかみしめたりしている
2017年12月29日 06:54
二〇一七年十二月十五日金曜日はれ買いものは午前中にというなんとなくの気配のまま、行動したらよかったのだった。掃除を先にしたらのんさんがお昼寝をして冷蔵庫はほぼからっぽで晩ごはんの支度もできないからなんだかのんびりの時間ができる。カレーか、はたまたおでんかと迷いに迷って水炊き鍋にする。だだだだだっと自転車こいで買い出し。スーパーのがちゃがちゃをしたらアンパンマンを出したのんさん。鉄火ちゃ
二〇一七年十二月十四日木曜日三つも日記を書いているのに、写真も撮っていなくてだれかにれんらくもしていなくて、何をしたか曖昧な空白の一日。
二〇一七年十二月十三日水曜日はれ今日もベビーカーとともに散歩。近所のおじさんがおしえてくれた公園のなかで日当たりのよいあたたかなエリアを歩くことにする。三輪車のときは大回りだからと避けていたところ。男のロマンと名付けたベンチからの景色は草を狩られすぎていて寒々しい。わたしはざわざわして座っていられないけれど、今日も読書、昼寝と男性がそれぞれの時間を過ごしている。公園の歩道であるコンクリ
2017年12月13日 19:07
二〇一七年十二月十二日火曜日はれケチャップライスをお弁当箱につめて外へ出る。のんさんの相棒なまけもののぬいぐるみ、かめちゃんも連れてゆくと靴まで履かせるものだから、車に積んだままのベビーカー(イベントに出るときにレンタルしたもの)に乗せて行ったらいいかなと出してみる。「乗る」と言う。かめちゃんはお留守番になり、のんさんがベビーカーに乗っての散歩になった。ゴザを敷いてごはんをある程度頬張
2017年12月12日 19:00
二〇一七年十二月十一日月曜日はれそれは献立考え疲れというのか。それは”今日何して過ごそう”の考え疲れか。それらも含まれている。そんなことで疲れるのか、とも思うがぎゅうっとそこにきもちが行き過ぎているのかもしれない。窓をあけなくちゃ。この街に浮かぶあそこへゆこうと決めた。日々付き合ってもらっていて、今日もでごめんねと思いながら自転車を漕ぐ。先客の方(あとから聞いたところせいさんの三十年来