バスケで忘れてはいけないこと
今日で2学期が終わった。
明日から冬休みに入る。うちのチームはコロナ対策で年明けまで練習を自粛している。この期間でやるべきことを整理して再開した時に良い状態で始められるようにしたい。
そのはじめとしてバスケの練習について整理しておきたい。それは、バスケは切り替えの連続で構成されているということ。つまり、オフェンスだけ、ディフェンスだけ練習しても試合には勝てないということだ。
バスケの試合は大まかにまとめると次のような流れになる。
オフェンス
↓
ボールの奪い合い(リバウンドやルーズボール)
↓
ディフェンス(もしくはオフェンス)
↓
ボールの奪い合い(リバウンドやルーズボール)
↓
…
このように、オフェンスとディフェンスの間には必ずどちらのチームのボールでもない時間が存在する。その奪い合いの結果、ディフェンスになるかオフェンスで素早く攻めるかを切り替えなければならない。この切り替えがスムーズに行くかどうかが試合では非常に大事になる。
切り替えが早ければ、オフェンスでは相手が準備する前に攻め切ることができるし、ディフェンスでは逆に相手に簡単なシュートを打たれないで済むことができる。
だから、練習の中で切り替えが意識されていないというのは地味に問題がある。バスケの本質である切り替えの要素を排除してしまってはそれこそ、練習のための練習になってしまうからだ。
では、どうすれば切り替えを意識させられるか。
手っ取り早いのはリバウンドを常に意識させること。セットオフェンスの練習で必ずセーフティーまでやらせて、走って戻るところまでやらせるとか。
とにかく、オフェンスだけディフェンスだけは意味がないわけではないが、大事な部分が欠けてしまうのではないか。