
頭を使って勝つ
こんばんは。かえもんです。
今日は男子の試合を見てきました。
結果は見事勝利!おめでとう!!!!
試合の内容はかなり対照的でした。
相手のチームは3pやミドルを積極的に打って、それなりの確率で決めてくる。
それに対して、うちのチームはドライブでリムアタックが主体でした。
うちのプレスに相手がハマったこともあり、10点差ほどつきましたが、ハーフコートのオフェンスが最後まで上手くいきませんでした。
その理由としては、ドライブでマークマンは抜けるものの、ヘルプに出てくるビッグマンに対する手段が少なかったことが挙げられます。
自分よりも大きな選手に対して、ストップ&ターンシュートやノーマルレイアップではやはり高確率で決め切ることは難しいのだと試合を見ていて実感しました。
そして、奇しくも同時期にU19のワールドカップも行われていたようです。私は試合を見てはいませんが、Twitterをぼーっと眺めていると先に述べたことと似たようなことが書かれていました。
主旨としては
「日本の選手は自分よりも大きな選手に対してペイント内で決め切るスキルが足りない」
「インサイドを攻める意識やスキルが不十分」
といった感じです。
U19が世界を相手に苦しんでいる状況と、弱小チームが強豪チームにやられてしまう状況はかなり酷似しています。
DFのプレッシャーが激しく、ペイント内に侵入できない。
リバウンドへの意識が低く、セカンドチャンスを獲得できない。
ドライブできたとしてもヘルプに捕まってしまう。
このような状況を踏まえると、色々と工夫しながら戦わなければならないということが分かります。
例えば、中学生カテゴリで考えるならフィニッシュのスキルを用意する。具体的にはフローターやストップジャンプシュート、ビールフィニッシュなど。
さらに、オフェンスでは、PnRやポストアップなどでボールがインサイドを経由するようにする。
リバウンドでは、相手のビッグマンに2人でボックスアウトするなど。
普通に戦ってしまうと、実力や能力で劣ってしまう日本や弱いチームは勝てません。
だから、頭を使って相手の能力を戦術で乗り越える。当然、その前提には高い意識をもってプレーすることや集中力が求められます。
中体連が終わり3年が抜ければ、うちのチームは全員初心者です。
初心者だから勝てない。
能力がないから勝てない。
サイズがないから勝てない。
こんなことを言うのは意味がありません。
ないものねだりではなく、あるものを磨いて相手を上回るしかないのです。
最後には、強者ではなく賢者が勝つはず。
考えるバスケットをしていきたいものです。