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席についてもひとり

夜中、寝ていた猫が「にゃ!」と鳴く。スヤスヤと気持ちよさそうだったのだが、どうやら寝言だったようだ。猫も自分の声に驚いたようで、キョトンとしていた。

猫も夢を見るというのは読んだことがある。夢の中で母猫に甘えていたり、時に獲物を追いかけて威嚇している夢だったりを見るらしい。

ところで

寝ていた猫が「にゃ!」と鳴く

なんとなく自由律俳句っぽい。

前から自由律俳句が詠みたいと思っていて、とりあえず尾崎放哉、種田山頭火らへんの句集を読んだり、プレバトで俳句の回を見てみたり、作家せきしろさんのコラムとか句集を読んだりしてみた。

自由律俳句は「リズム」と「情景」なのかなと朧げに感じてはいるのだが、そもそも俳句のセンスがあるのかどうか詠んでみたこともないから分からない。ただ、やはり敷居が高く感じてしまう。

そうこうしているとお笑い芸人EXITの“かねち”がnoteをはじめて、しかも自由律俳句や散文を書いていくnoteだと知り驚愕する。

かねちに先を越された。

「考えるより先に動け」という物事の道理の基本だ。僕も少しずつ思いついたのを詠んでいこう。そしてひとつテーマを持ってやろうかと思う。

席についてもひとり

家からひとりで向かい、そのまま誰とも会話するでもなく会場に入り自分の席に着きスマホを見て時間をつぶすハロヲタの光景を尾崎放哉の有名な「咳をしても一人」に乗せてみたのだが、こんな感じでハロプロ絡みの出来事や情景を詠んでいく『ハロプロ自由律俳句』みたいなのもやっていこうかと。

ただ、これ難しいのがただの「あるある」になりがち。

ハロプロのことを詠むのならハロプロらしく「リズム」は大切にしつつ、いい感じで情景が浮かぶようなものができるといいのだが。まあ、縛りすぎても何も出てこないだろうから、適当に思いついたものを詠んでいこう。


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円衣めがね
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