マガジンのカバー画像

過去ログ 201909-202107 fin.

ポテのアトリエという屋号で活動している絵描きです。本音で語る場所が欲しくてここにたどり着きました。今まで伝えることができなかった想いを届けます。雑文、ブログ。
2021年7月をもって当マガジンは終了しました。
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#写真

作品の価格付けにまつわる話 / 5月のできごと。

束の間の梅雨の晴れ間。天気予報では明日6/1までこの恩恵を授かりそうである。散歩の足取りも軽く心地よい。 * それにしても唐突な梅雨入りである。爽やかな5月の空気を味わう間もなく、しばらくの間「湿」とのつきあいか、と・・そこはかとなく沈んだ気分が続いていた。侵入してくる湿に心と身体が支配されパフォーマンスが出し切れない季節である。 せっかくならばこの季節特有の個性を画で表現すればよいではないか、と思うもののなぜかステレオタイプなイメージしか浮かばないわけである。水、雨、

幸せな記憶を作っていく/ 脳のゴミ / 誕生月のできごと。

太陽の日差しが日々じんわりと力強くなり、冬枯れだった散歩コースの景色も変化を見せている。「おや、今日はこんなところに..。」と、毎日違う新顔が現れ生命を輝かせている。 昨年はそんな彼らの姿に随分と励まされ私は日ごとにエネルギーを取り戻していった。一年経過した今、そのことを感慨深く想い、彼らのひたむきな姿を画で表現していけたらいいなと思っているわけである。 現在の田んぼはレンゲソウやシロツメクサ、その他あらゆる雑草の宝庫だが、田植えの季節に備え耕運機で掘り起こされる。耕運機

【秋さんぽ♪ 】アトリエから見える風景/祝福が降り注ぐ

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

紫陽花の咲く季節に / (おまけ)アトリエから見える風景

先週の金曜日、上の歯を2本抜歯した。 歯列矯正のために必要な過程を体調不良で先延ばししていたのだ。 まだ麻酔の切れぬ帰り道、無人販売所に”無料”と置かれていた紫陽花の花を一本いただきアトリエに連れ帰る。 さりげない人の善意に触れると「北風と太陽」の話を思い出す。固くなった人の心をほどくには”与えること”なんだろうなということ。この地に越してからそんな温もりに触れる機会が多くなった。 そんな出来事に心動かされたのか、はたまた単純に紫陽花の美しさによるものかわからないけど