紫陽花の咲く季節に / (おまけ)アトリエから見える風景
先週の金曜日、上の歯を2本抜歯した。
歯列矯正のために必要な過程を体調不良で先延ばししていたのだ。
まだ麻酔の切れぬ帰り道、無人販売所に”無料”と置かれていた紫陽花の花を一本いただきアトリエに連れ帰る。
さりげない人の善意に触れると「北風と太陽」の話を思い出す。固くなった人の心をほどくには”与えること”なんだろうなということ。この地に越してからそんな温もりに触れる機会が多くなった。
そんな出来事に心動かされたのか、はたまた単純に紫陽花の美しさによるものかわからないけどしばらく置いていた筆を取り上げて描き始める。
透明水彩、2020年6月6日
アトリエから見える景色とともに。
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ポテのアトリエという屋号で活動している絵描きです。本音で語る場所が欲しくてここにたどり着きました。今まで伝えることができなかった想いを届け…
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