わたしはこの一年ほど
zoomでの朝会に参加中で、
ハーブで人間が本来持つ自然治癒力を引き出す魔法の方法、
人生を今以上に幸福に導く考え方、錬金術、哲学、文学、
単なる占いではない占星術で転ばぬ先の杖。
知的好奇心を探究し続けるクラブです。
現在のテーマになっているのが、
リチャードワイズマン博士著
「運のいい人の法則」を取り上げています。
運の良い人の要因の1つに
虫の知らせを聞き逃さない!
ここからは、体験談になります。
覚えていますか?
2004年の12月26日の朝に起きたスマトラ地震で23万人の犠牲が出た事を。
あのとき、プーケット島に滞在中
のっけから、
予約をしていたはずのオーシャンフロントの部屋が
取れていない。
ピピ島に小さな船で渡る予定だったけど、
従姉妹が風邪で取り止めにしたり、
何となく不穏な空気の中、26日の朝が来ました。
微かに余震が何度かあって、
その度にホテルの警報器が鳴ったのですが、
ホテルマンは
sorry〜
気にしないでね。
誤作動だからね〜 のんきな感じ。
いまから思うと
おいおい 誤作動ちゃうやんか。
1時間ほどして
当時、小一の息子が泳ぎに行きたいと
言い出し、いつもは夫に任せるのですが、
信用できない!!任せられない!!
きっとビールを飲みながら、ペーパーバックを読んで、
赤い顔してデッキチェアーで居眠りする姿が
頭をよぎり、
今日だけは、息子を一瞬でも見逃さないようにしなければ
海でもプールでも、一緒に入る
いつにない使命感。
そんな気持ちを知らない彼等は
気がはやって 先に行こうとしたので、
絶対に先に行かないで!!
私は怒鳴った。
その一言のあと
津波が、ホテルの半分をさらって、
泊まるはずだった
あの部屋も
跡形はない。
キラキラした黒い瞳で
ビーチで働いていた幼い子供達は海に消えてしまった。
叫ぶひと、泣くひと、探し続けるひと、
色彩のない世界。
虫の知らせを聞き逃してはいけない。絶対に。