[#006] 入院中の話-前日-
出産前日からの話。この頃、何かあっても病院の先生にすぐ伝えられるように手のひらサイズのメモ帳とペンを常に枕元に置いていました。意外とまめな性格。笑。長いけどよかったら読んでください。
(40週から出産までの流れはこちら)
■出産前日-お家で-
●24:30
寝る
●04:00
起きる
●04:45/53/59
頻繁にお腹の張りと少し腹痛
*腹痛:お腹下すかな?くらいの軽い感じ
●06:00/09/14/17/21/25/29
4時台よりも少し強くなる。腰が張る感じ。
*腰が張る:ポキッといいそうでいわない感じ
●06:31
骨盤あたりにも違和感。少し尿漏れを感じたからナプキンをつけ始める
●06:36
夜用ナプキンが湿るくらいの水気がくる。トイレでパンツを下ろすと本当にジャーって止まらない感じ。出そうとして出るんじゃなくて無意識に出る感じ?これでも「これ破水?」と半信半疑。お食事中の人、ごめんなさい。
●07:00
病院に電話。入院の準備をしてきてくださいとのこと。ここで既に想定と違う。本当は家で夫と陣痛を経験し、夫をガシガシ叩くイメージしていた。全然痛くないんですけど。胎動はあって一安心。結構冷静な2人。夫が荷物を準備してタクシーを家の前でひろってくれる。(荷物詰めは練習済み。x2回)
*私の場合は高位破水。なのでゆっくり準備しました。下記引用文のように気付かない人もいるらしいです。1回だけドッと、と言うよりは1日中生理3日目の出血のように水が出続けてました。
子宮口から遠い子宮の高い位置での破水を意味します。 一般的な子宮口近くで破水する完全破水より羊水の出る量が少ないため尿漏れなどと間違われ、なかなか気づきにくいのが高位破水の特徴。
●07:35
タクシーで病院へ
●07:40
タクシー内で胎動を感じ安心。陣痛タクシーを登録済みなのに活用せず。タクシー用のビニールシート購入済みでも使用せず。こういうこともある。
●07:55
病院に着きトイレへ。破水の水に血が少し混ざっていることに気づく
●08:00
病院外来の受付。外来は8:30から。7時に電話して、受付は8時からと言われそこからさらに30分。ここまできてなお待つのかとちょっとうんざり。
●08:30
初めてのおじさん先生。無駄なく早い。「破水ですね。入院です。」内診中にボソッと言われて思わず聞き返す。夫は携帯で漫画を見て待つ笑。きっと内心のざわざわを落ち着かせようとしてたのかな?すごい眠気。気づいたら明け方からあまり寝れてなかった。今だからわかる。ぐっすり寝とくのは大切。ここで十分睡眠取れてたらもう少し早く生まれたかも!?
車椅子で入院のフロアに移動。小学生の車椅子体験以来。キャッキャはしゃぐ私。この時子宮口1.5cm。
■入院(ここから1人。夫は1度帰宅)
コロナでなければ一緒に過ごせたのかな〜
●09:00
入院準備・採尿・体重・血圧
ここら辺から今後の予定とかサラーっと言われる。え、ちょっとまって、いつ?何?と「メモ帳、メモ帳!」と慌てるけど平然とした顔を装う。
●09:50
医師検診。入院フロアの廊下に並べられた簡易椅子に座って待つ。明らかに私より緊急性高いだろう、もう陣痛きてるよね?って人のひとつ前で待ちながら「大丈夫か?交換すべきか?助け合いだよね?」って頭の中ぐるぐるしながら待つ。この時点で陣痛0。結果、今日は自然な陣痛を待ちましょうと言われる。入院前のPCRテストは陰性と言われる。
●10:00
NST(ノンストレステスト)問題なし。見方は1度も教えてくれない笑。問題はないけど不規則で弱いと言われる。
何時間もかかるお産は、ママだけでなく赤ちゃんにとっても大きな試練です。おなかの赤ちゃんがその試練に耐えられる元気な状態かどうかを確認する代表的な検査がNST(ノン・ストレス・テスト)。受けるのはとても簡単で、ママはおなかにセンサーを当てられて寝ているだけで検査が終了します。痛くもなんともありません。この検査では、赤ちゃんの反応をグラフにしたものが結果として出されます。
●11:00
お部屋を整理しながら歩き回る。そのほか陣痛が来るように、スクワットや乳頭マッサージを進められる。
●12:00
お昼ご飯をペロリ。この時点でも生理並みによく破水の水出る。どろっとした血が出たらお産が近いと言われるも、そんな予兆なし。
●14:45
先生の同意書説明。この先生は5時間待った時の先生だと恨めしい目で見る。笑。単語が難しくて何度も聞き返す。今日のお産も有り得なくはないけど明日だろうからゆっくり休んでねと言われる。(その通り)
●15:40
やっとザワザワした気分が落ち着いて寝る。微弱な腹痛と張りがあり。
●16:40
起きる。破水の量が減る。お腹が減って、蒟蒻畑でしのぐ。
●18:30
夕食ペロリ。破水しているのでシャワーは浴びれず。お尻らへんに違和感を感じ始める。この陣痛らしきものが消えないように動いてみたりする。
●19:00
お尻がキューッとして腰痛。「お尻の中で風船が膨らんで骨を押す感じ」とメモしてあるも意味がわからない
●20:00
スクワット。お尻のキューと、お腹の張り。
●21:00
NST再び。赤ちゃんは寝てる。微弱陣痛から本陣痛に入ったかな〜くらい。「意外と曖昧なんだな」と心の中でツッコム。夫とテレビ電話してゲラゲラ笑う。この時点で2,3人の赤ちゃんの産声を聞く。実感が湧く。
●21:50
先生の内診。子宮口1.5cm。あれ。朝から変化なし。そりゃそうか。陣痛が来ないと子宮口は開かないんだったっけ?
●23:00
「寝れますか?」「はい!」......「あれ、ちょっと痛い。寝れない。」痛いのは嫌だけど痛い波来ないと本陣痛にならないからこの波を逃したくないなとエンドレスに頭の中で独り言。9分間隔くらいに痛みがくる。
●24:30〜
5分おきに陣痛。ここからは、メモ取る暇なく、陣痛くる度にiphoneのホーム画面をスクショ。陣痛の間の数分ずつ寝る自分にびっくりする。喉が胃酸でやられる。持っていったペットボトル用のストローが気に食わなくてやめる。そうだ、私寝ながらごっくん出来ないんだった。
部屋は始終、寂しくないようにTVをつけっぱなしにして隣で誰かが話してる風にしてました。思いの外長くなってしまったので、いったんここで切ります!