春のキャベツでミニマム経済考
もう少し先かなぁ、と思ってたキャベツですが、
2週間ほど前に1つ収穫しました。
あと3つあったのですが大きさがいまひとつ。
月末に次女と孫らが来るから残りは一緒に収穫しよう!
そうだ、出荷も一緒にやろう!!
ぅわ、っすっげー楽しみ!!
…と、残しておきました。
続いていた雨がやっとあがり、
やれやれと畑に行ったら、
キャベツのてっぺんを鳥がつついてるジャマイカ!!
思い切り現場を見てしまった・・。
そういえばときどき、頭だけほじられたような
キャベツをお店で見かけるけど、犯人は鳥だったのか!!
「現行犯逮捕じゃぁ!!」・・・って
捕まるわけないし、これ以上の被害を防ぐべく、
あわててネットをかけました。
ウィスキーがお好きでしょ?
ロックだったわね、って、丸い氷でも作ってんの?
アイスピックばりにおれのキャベツを
ガシガシつつくなよ・・。
見たら残り3つともやられてました・・。
以前にも
「今週末じゃがいも大収穫祭だね!」って言った
その晩イノシシにやられたこともありましてね。
人間の話きいてんのか??ってぐらいの
いいタイミング。
食べ頃、とり頃、みなさんよーくご存じで・・・。
孫らが見てがっかりしないかしら。
「なに?このキャベツ、ぼろいyo・・」って・・。
その孫らが帰省してきている間はとても良い天気。
一緒に収穫(ついでにほうれん草も♪)出荷作業ができました。
キャベツは1/2カットにし、
ほうれん草共々無事売れていきました。
自分が出荷している「道の駅みたいなお店」で買うというのは、
安くて安心、がメリットだよなぁ、って思っていました。
都内住みの次女にきくと
「ん??逆だよ。安心はそうだけど、スーパーのお野菜より
地場野菜のほうが高いよ。」とのこと。
大手は量をさばけるので、安く仕入れて安く売れる、ということかしら。
そうすると生産者さんたちの手取りって・・??(少なっっ???)
と、また新たな疑問がうまれるのでした。
また、「地場産品」としての付加価値を価格にどん、と乗せる、
その考え方を自分は見習わなきゃいけないです。
たかだかキャベツ1個2個出すのに必死こいてる自分。
もっと土地が広ければなぁ、なんて他所の畑を見て
羨む気持ち、正直あります。(欲が深い)
でも、たくさんとれる人でも大変さは変わらない。
いや、ご苦労ほど報われてないのでは・・、とふと思ってしまうのです。
第1次産業だけでは生計をたてづらいのが現実。
物が売れないこんな時代に、何でお金を得るか。
天候に左右され、安定収入とは言い難い産業から
人が離れていってしまうのは「仕方ない」のかな。
「実る喜び」はプライスレスだけど、それだけじゃ
おまんま食ってけないからね。
「やってみよう!」という人を受け入れる体制だって
地域には必要だし。
暖かい3月最後の日曜日でした。
2泊3日の帰省なんてあっという間。
次女と孫らを駅まで送ったあと、
大根の種まきをしました。
様々なことをスタートする季節の到来です。
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