【生き方のコツ】良い習慣を身に着けるとラクしてよりよくなれる
習慣と習慣の間に差し込む
新しく身に着けたい習慣は、すでに身についている習慣の間に差し込むようにすると継続しやすく、ラクに定着する。流れるような順番になっているといい。例えば朝「マウスウォッシュで口内殺菌する」という習慣を新しく身に着けたいなら、トイレか洗面台かどちらかにマウスウォッシュを置いておき、トイレ→洗顔という流れの間に差し込み、トイレ→マウスウォッシュ→洗顔という習慣のかたまりを作ってしまう。
続けるうちに前の動作がトリガーとなり、習慣が鎖のように繋がっていく。
いい加減の目安を設定する
髪のケアのため、お風呂前にブラッシングをするといいらしい。「おでこ生え際から襟足にかけて×3回、右耳上×3回、左耳上3回、襟足から頭頂部にかけて×3回のブラッシングをお風呂前にやろう」
これが最終的に身に着けたい習慣だとすると、最初のころは、とりあえずブラシもってなんかやれたらOK、くらいいい加減に考えると気がラクになり続けやすい。やらない日よりやる日のほうが多ければ習慣化してる、というくらいの心持ちでいるといつの間にか習慣化してる。
気分を上げる工夫をこらす
お風呂上がりにはストレッチや筋膜リリースや足裏ケアとかしたいな…というちょっとハードめ?の習慣化のため、大好きなスヌーピー柄のヨガマット&スヌーピー柄のクリーム缶を自分のために用意して、超絶お気に入りスポット化させた。習慣によって得られる成果が実感できるのが一番有効ではあるが、そこに至るまでの間継続できるよう、短期的には自分を釣るというのが継続のコツではないかと思う。
忘れないよう見える化する
身に着けたい習慣や大事にしている習慣は、実施する頻度別に、時系列でリスト化して時折見返すと驚くほど早く定着していく。頻度別というのは、毎日/週間(週末)/月間/年間ごとの区分に分けてある。毎日の習慣は30項目くらいのリストになっていて、全部実施できたら100点満点だがもちろんそんなことはあまりなく、6割で及第点、8割で優のイメージである。歯磨きくらい当たり前の習慣になったらそれはリストから外して、新しい良い習慣づくりに取り組もうかな、という目安になったりもする。
週間や月間、年間の習慣リストはどっちかというと備忘録的なものに近い。週末にはどこを掃除して、作り置きをしておく、とか。月間なら家計簿をまとめるとか投信積立の結果を記録しておく、とか。年間なら年間の支出を振り返って次年度の予算を立てる、とか。
目指したい姿を明確にする
この習慣を続けることで何を目指してるのか、を常にセットで意識しておくとモチベを保ちやすい。平均歩数1万歩という習慣で、むくみのない健康的な身体を手に入れる、といった具合である。人間の行動の40%は習慣でできているらしい。そして今ある全ての習慣は何かしらの課題解決になっている。それが目指したい姿に対して効果的なら続ければいいし、そうでないなら違う習慣に置き換えてしまえばいい。
習慣を味方につけると、勝手にいい方向に進んでいくような感覚がしてトクな感じがする。どこまでいけるのか、とっても楽しみ。