エヴァの世界のように、季節が一年中夏になったら人間は耐えられるか?
近年、地球温暖化の影響で春と秋が短くなり、夏はより一層暑くなってる感じがしますよね。2024年の夏はこの5年ほどでも特に長かったように思います。はい、データは僕の感想です。
でも、さすがに1年中夏というわけではありません。雪国に住むエビちゃん、今はむしろ雪の脅威に恐れおののいています。
ところで、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の世界はセカンドインパクトの影響で地球の地軸がずれる現象(ポールシフト)が起こり、日本は一年中「ミーンミーン」とセミが鳴くような夏になっているという設定です。
もちろん、登場人物も夏服です。 ネルフ職員の服装を見ても分かりにくいかもしれませんが、シンジ、綾波、アスカたちの学生服は夏服ですよね。
もしかしたら、碇ゲンドウは自室ではタンクトップと短パンかもしれませんけど……
さて、皆さん、1年中ずっと夏だったら耐えられますか? 現代人は 冷房がなければ夏なんて生存すること自体が危機的になることもあります。
耐えられない。けど耐えるしかない。
これが答えでしょう。
電力需要が逼迫して、一般家庭や企業に電気が供給されなくなる という事態に繋がるかもしれません。
ただ、TV版のエヴァンゲリオンが放送開始された1995年の夏は、最近の夏よりも暑くはなかったはずなので、制作陣の夏に対する意識も今とは少し違っていたのかもしれません。庵野さんは多分、電柱や電線と同じくらいに夏が好きなのかもしれませんね。
夏には花火、浴衣、風鈴、カブトムシ、スイカ、夏祭りなど風流な要素もあれど、基本的に暑くて外を出歩くのはきっついもの。
エヴァの世界の人たちはセカンドインパクトという人類が絶滅の危機に瀕する出来事と使徒が襲来する世界において、暑いぐらいはまあなんとか耐えようぜ!みたいな気持ちなんでしょうかね?
案外、あの世界の人たちはそんなメンタリティなのかもしれません。