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エヴァについて語ろう[ラミエルとヤシマ作戦など]

この前、久しぶりに『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序』を観ました。2007年に公開されたエヴァの新劇場版の影響は大きく、エヴァンゲリオンという既にレジェンド的な作品が多くの新たなファンを獲得しただけでなく、エヴァの世界をさらに広げることになりました。

先に言っておきますが、エビちゃんはエヴァについて特別詳しいわけではなく、ただ見たことがある人ぐらいの人っす。

「序」の最後は第6の使徒(テレビ版だと第5使徒ラミエル)戦でした。新劇場版にテレビアニメ版に出てきた使徒が出てくると、展開も同じになってくるので劇場版にもテレビ版と全く同じセリフが入ることが多かったりします。ラミエル戦でも結構ありました。

新劇場版のラミエルはテレビ版と違い、正八面体から様々な幾何学的立体に変形しますよね。そこから発射された荷電粒子砲は新劇場版でも凄まじい威力でした。

荷電粒子砲の演出と同じぐらい、いや、おそらくそれよりもゆっくりと時間をかけて、ヤシマ作戦遂行のために様々な無機質で無骨な機材が搬入されるシーンが象徴的に描かれていました。まぁこういうシーンはエヴァではあるあるですが、やはり何というかエヴァですね。

この幾何学デザイン使徒をシンジが乗るエヴァ初号機が陽電子砲〈ポジトロン・スナイパー・ライフル〉で撃ち抜くわけです。綾波の零号機がラミエルの荷電粒子砲からシンジの初号機を守っているところが象徴的ですね。母性を感じます。

シンジもシンジでしっかりと陽電子砲を撃って使徒を撃破しています。シンジといえら「逃げちゃダメだ」で有名ですが、14歳でこれだけのことがやれるってもう、何というかむちゃくちゃ漢(おとこ)ですよね。

第6話最後のシーン、綾波の「こういう時どんな顔をすればいいのかわからないの」に対してシンジの「笑えばいいと思うよ」と答えるシーンが大好きです。


そういえば、2011年に東日本大震災が発生して間もない頃、 日本国内の電力供給を維持するために日本がリアルな「ヤシマ作戦」をやったことがありましたね。

あのような大災害の緊急時に「ヤシマ作戦」のように、決して全ての日本人ではないですが多くの日本人が「あ!あれか!」と思えるようなアニメ由来のワードが出てくるのはやっぱりすごいことかもしれません。これもある意味でエンターテイメントの力ですね。


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