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ガラケー時代の懐かしい言葉(死語)

現在、30代の人にとって青春時代と言えるのはちょうどガラケーが普及してきた頃でしょうか?

90年代後半にポケベルの時代が終わり、携帯電話が市場を席巻し、21世紀になった頃から折りたたみ式ガラケーの普及が本格化しましたね。ガラケーとともに当時の若者は新しい文化を作り出しました。

時代の変わりスマホが完全に主流となった今となってはガラケー時代によく使われていた言葉はすでに死語になってしまいましたが、そのような死語の中に平成が濃縮されています。

今の30代が10代〜20代前半の頃一般的だった言葉に以下のようなものがありました。懐かしくて悶絶する人もいるかもしれません。

  • 着メロ

  • 着うた

  • iモード

  • 写メ(写メる)

  • センター問い合わせ

  • キリ番を踏む

  • メル友


着メロ 着うた
着メロや着うたはガラケー時代の必須サービスでしたね。授業中に着メロが鳴って先生に携帯を没収される人いましたよね。着メロや着うたがダウンロードできるサイトが紹介されている本を買って、自分が好きな曲をダウンロードしたりしました。

iモード
 NTTドコモが提供しているインターネットサービスです。iモードのおかげで僕らはネットを見たりメールを送ったり着メロや着うたをダウンロードしたりできたのです。2019年に最後の契約受付を終了したようですが、サービス自体は2024年の現在も続いているようです。

写メる
当時のガラケーにもカメラはついていたので、カメラで写真を撮ることを「写メる」と言っていましたね。写真をメールで送らなくてもとりあえず写真に撮ることを「写メる」と言ってました。スマホで写真を撮ったり送ったりすることを「写メる」という人はあまりないように思います。ただ単に「写メる」という言葉自体が使われなくなっただけかもしれませんけど。

センター問い合わせ
当時はメールがなかなか届かないと思った時にセンター問い合わせをしてメールを受信することもありました。携帯で送受信できない場合、サーバーにメールが保存されるので、問い合わせをすることでメールを受信します。今の中高生や20代が聞いてもわけがわからないでしょうねw

好きな子からのメールがなかなか来ない時に「返信無視された?いやいやそんなわけない、きっとセンター問い合わせをすればメールが受信できるんだ」と思ってセンター問い合わせをした人、結構いるんじゃないですか?

キリ番を踏む
平成中期頃はまだホームページビルダーなどで作られた個人ホームページが流行っていた時代でした。今は個人ホームページの役割は各種SNSが担っているので、芸能人でもない限りなかなか個人ホームページというものはないです。

個人ホームページに限りませんが、昔のホームページは総アクセス数がカウントされていて、アクセスした時に1000とか5000とか100000とかキリのいい数になることを「キリ番を踏む」と言っていました。もしキリ番を踏んだら、そのサイトの掲示板にその旨報告するなんていうルールもありました。

メル友
そして、メル友ですね。当時、まだ LINE がなかった頃はドコモやauのキャリアメールでやり取りするのが一般的でした。中学生、高校生になると恋人が作りたくなってたまらないもの。友達に彼女or彼氏候補を紹介してもらいらメールをしてみて気が合ったら会ってみる文化がありました(最初は紹介してくれた人とその彼女・彼氏と一緒にグループデートの場合もある)。この「文通相手」をメル友と言っていました。ある程度、陽キャレベルの高い人の文化でしたね。

現在ではマッチングアプリがその役割になっている……とも言えないんですよ。というのも、マッチングアプリは18歳以下は使えないのです。あくまで中高生の仲間内でのネットワークだったんですよ。これは令和でも普通にあると思いますけどね。もちろん、その媒体はSNSやLINEのようなメッセージアプリですけど。


30代以上の方、懐かしいと感じましたか? 今ではめっきり使わなくなりましたが、時代を彩る平成カルチャーですね。時々、平成を思い返すのは悪くないと思います。


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