折り畳みガラケー
これらは僕が高校から専門学生時代に使っていたガラケーです。
当時はガラケーなんて言わなかったですから、もうそのまま「携帯電話」と呼ばれていましたね。
実家にずっと思い出とともに保管していたので、ちょっと久しぶりに引っ張り出して写真撮ってみたというわけです。当時はPHSも普及していましたね。
あの頃博物館
ここからは数枚の写真とともに振り返りながら、近い年の方にとっては懐かしい世界に、しばしご案内させていただきます。
アンテナ
覚えていますか?携帯電話のアンテナと言ったら「伸びる」のです。電波が生態で吸収され弱くなるのを防ぐ、そして人体への電磁波の影響も減らすためと言われていましたね。
光るアンテナというのを外付けしている友達もいて、その光が電波のエネルギーを借りているというのを知ったときには、こんなに光るほどのエネルギーがここから発せられているのかと驚愕したものです。話をしたり受話中に光の強さが変わるのが生々しかったです。
でもそれより数段上の周波数と強度を誇るスマホには、体から遠ざける外部アンテナすらありませんが、良いのでしょうか?
折り畳み
携帯電話の特徴といえばこのパカパカ!折り畳み機能が当たり前でしたね。開くと結構縦長ですよね。途中からスライド式のものも出てきましたが、今のようにそのまま真っ直ぐな形はありませんでした。
少し前には逆にスマホで画面が真っ二つに閉じられるものとか出ていましたが、まるで反対側から中心に向かう競争でもしているようで、何やってんだかって印象でした。
カメラ
今では当然のように付いているカメラですが、それが携帯電話に付属されるようになったのもこの頃からでした。
左のものは結構初期の方で、カメラのすぐ横に付いているのはミラーです。これで確認のための電源消費ゼロで自撮りができますね。超アナログな仕組みですが、よく考えられていますね。
SDカードスロット
いつしか撮影した写真や着メロデータで、あっという間に本体メモリーが満杯になるようになり、それに対応するべくSDカードスロットが搭載されるようになりました。
SDカードですよ。マイクロでもミニでもない標準サイズのSDカードを、スマホより小さい携帯電話に入れていたのです。
バッテリー
スマホに見習ってほしい最大の良い点がこれ!取り替え可能なバッテリーです。電池が持たなくなってきたから、そろそろ機種変しなきゃという理屈に疑問すら感じない現代、みんなこの仕組みのことを忘れちゃったのでしょうかと不思議で仕方ありませんでした。この仕組ならたとえスマホのバッテリーが膨らんだって、機種変しないで1つのものを大切に最後まで使えたのに。
どうして電池を交換可能にしないのか?もう明白ですよね。ここは日本のもったいない精神が誇らしいです。
ありがとう
というわけで今回は懐かしい携帯電話たちを、写真とともに振り返ってみました。ここに搭載されていた「オリジナル着メロ作成機能」が、えんじろうの作曲と打ち込み(DTM)への目覚めを誘導してくれたのでした。
だから今でも時々眺めては「ありがとう」と言いたくなるんです。