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【イベントレポ】学生団体potentialが廃材を分解するイベント「ぶんかいまつり」を開催!

こんにちは!potentialの安藤康作です!

今回はpotentialが新しく行ったグループセッション型廃材分解イベント、「ぶんかいまつり」についてお届けします。


「ぶんかいまつり」とは?

「ぶんかいまつり」は、小中学生を対象とした廃材分解イベントです!最大40人の子ども達を前もって4人組×10グループに分け、1つの電子廃材を「どれだけ細かく分解できるか」を競います。

この企画の創案には前に行ったイベントにて、電子廃材を使ってロケットを制作したことが深く関係します。立命館大学びわこ・草津キャンパスで行われた「BKCウェルカムデー」というイベントで、我々potentialは電子廃材の部品を使った全長3mにも及ぶ巨大ロケットを制作しました。制作期間は1ヶ月にもおよび、完成した作品は多くのこどもたちの興味を誘いました。

巨大ロケットとpotentialメンバー

過密日程による製作は熾烈を極め、メンバーが総出になって取り組まないと完成し得ない作品でした。電子廃材の分解作業中、メンバーがふと言ったんです。
「これ楽しいし子ども達と一緒にやるのはどう?」
これがきっかけになり、ワークショップ以外で初となる主催イベント「ぶんかいまつり」が走り出しました。


開催当日の様子

イベントは1月13日と1月20日の2日間にわたって行われました。

記念すべき第1回目は滋賀県草津市よりキラリエ草津で20人の参加者をお迎えしました!

キラリエ草津に集まった子ども達とそれを見守る親御さん

分解に興味を示してくれた子どもが多く、机に配置された廃材となったパソコンを前に目を輝かせていました。こちらも「楽しませてあげたい」とやる気が出ます!

まずは自己紹介。potentialのメンバー1人ずつ自己紹介しますが、子ども達の反応が芳しくない。。20年の歳月を生きてきましたが、初めてNHK教育のおうたのお兄さんお姉さんの偉大さに気づきました(笑)。十数年ぽっちで追いつける背中ではありません。

次に子ども達の自己紹介・グループ内での役割(班長・ワークシート記入係・仕分け係・分解担当)を終え、いよいよ分解です!

イベントスタートの掛け声とともに、小さな手がパソコンを細かく分解し始めます!最初はぎこちない手つきですが、徐々に工具を使いこなし、互いに協力し合いながら分解を進めていきます。特に印象に残ったのは、「ドライバー貸して」と言った班のメンバーに対して、なんのためらいもなく差し出していたところです。しかも自分の作業中なのに!

協力し合って分解を進める子ども達

これには主催者の僕も嬉しさを隠しきれず、口元にはニヤつきが。親御さんに誤解されなければいいのですが...。
年齢の垣根を超えた協力作業は、こちらの想像を凌駕する、想定外の良いアクシデントでした。

しかし、運営としても想像を超える大変なことが...。
まずは、補助量です。わからないところへのアドバイスや硬いネジを緩める手伝いに対してpotentialメンバー個人によって認識に差がありました。
また、分解した部品の処理も一苦労。予想以上に細かく分解された部品を適切に仕分け、採点するのには、想定外の時間と労力が必要でした。

イベントのクライマックスは、審査と表彰式!
最も細かく、かつ正確に分解できたグループには特別な景品が贈られました。また、最も仲良く分解作業ができたグループにはお菓子が贈呈されます。子どもたちの顔に浮かぶ喜びの表情が、運営側の疲れを一瞬で吹き飛ばす瞬間でした。

景品は図書カード!分解に関する本を買ってくれたらいいな。。

最後には、SDGsにまつわる特別講義を通じて、子どもたちに環境問題への意識を高めてもらうことができました。分解した廃材がどのようにリサイクルされるのか、私たちの取り組みが地球環境にどう貢献しているのかを学ぶ貴重な時間を提供することができました。

速水瑠奈(potential代表)による特別講義!

イベントを主催しての感想

「ぶんかいまつり」は、参加した子どもたち、支えてくれた大人たち、そして私たち自身にとって、新しい挑戦と学びの場になりました。個人としても初めてのイベント主催で右も左も分からない状態からのスタートで、不安もいっぱいでした。しかし、多くの人たちの支えに頼りながら、無事成功へと導けたことは大きな自信へと繋がりました。

第1回で感じた反省点や改善点を洗い出し、第2回の「ぶんかいまつり」に備えます。
次は第1回の2倍の子ども達への挑戦です!


〈次回予告〉


1週間しかない改善期間!時間になっても訪れない参加者!potentialの今後の命運を左右するイベントを再び成功へと導けるのか!?

次回のレポートもお楽しみに!

執筆者:安藤康作(どう見ても文豪)

執筆者:安藤康作
立命館大学2回生。東京都国分寺市出身→京都府京都市ですくすくと成長する。小説と漫画が大好き。友人の勧誘でpotentialに入団、現在は人事担当。執筆は好きだが不得意←ここ重要。

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