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妊娠中のお茶事情

妊娠中に気になることのひとつ、「カフェイン」について。

今まで何も気にすることなく摂取していたカフェインについて調べたり、代用品を探すうちに、その界隈の商品に少しだけ詳しくなった。
昔から、濃い目の珈琲を飲むと体調が悪くなることもあり、出産・授乳期が終わってもシチュエーションに合わせて飲み分けていけたらと思う。

というわけで、妊娠してからお世話になっているノンカフェイン・カフェインレスのお茶についての記録。


ルイボスティー

我が家では妊娠前から日常的に飲んでいるお茶。
ホットで説明書き通りに作ってしまうと独特の香りを感じやすいが、水出しなら飲みやすい。2リットルのボトルにコストコのルイボス茶葉(1パック約2.5g)を2パックを入れて、半日ほど冷蔵庫へ。あえて薄めにすることで飲みやすく爽やかな飲み心地になるので、昔から麦茶のように飲んでいる。
(ちなみに本来はティーポット1つに対して2パックを使うらしい)

カフェなどではオレンジルイボスティーなどのフレーバードティーを扱っている場合も多く、様々な味が楽しめる。

フレーバードティーの中で私が特に気に入っているのは、ルピシアの「ルイボス ポワール」というお茶。リラックスしたい時にご褒美として飲んでいる。フルーティーで飲みやすく、友人や職場の妊婦さん3人にプレゼントしたほどオススメ。

洋梨の女王と称されるラフランスをイメージした香りのグリーンルイボス。
みずみずしく甘い味わいが魅力

パッケージの商品説明より


ハーブティー

こちらも様々な種類があるが、中でもハイビスカスティーは「ノンカフェイン」枠で、カフェなどで扱っているお店も多い気がする。また、ファミレスのドリンクバーなんかでも唯一のノンカフェインティーとして扱っていることが多い。

市販のハーブティーは、ホットで入れても割と薄めになる印象があるが、同じメーカーでもハイビスカスティーは濃く出るような気がする。
ちなみにうちの夫は苦手なようで、香りだけでも顔をしかめる。たしかに考えただけでも唾が出てくるほど酸っぱいのだけれど…。フルーツや酸っぱいのが好き!という方にはオススメ。


カフェインレスコーヒー

コーヒーは、Amazonで見つけたクライスの「カフェイン99.7%までカットのおいしいコーヒー」(インスタント)を飲んでいる。飲み方の説明には「カップにティースプーン軽く1杯を入れ、120ccのお湯を注ぐ」とあるが、私には薄すぎたため、スプーン2~3杯を入れている。

カフェインレスコーヒーやデカフェは、コーヒーチェーンでは扱いが増えてきている一方で、手軽に美味しいコーヒーが楽しめるコンビニでは見かけたことがないため、家でもカフェインレスでコーヒーが楽しめるのはありがたい。


カフェインレス緑茶

つわりがおさまった妊娠中期ごろから、和食や和菓子に合うお茶が飲みたくなり、西松屋で購入した伊右衛門のカフェインレス緑茶(インスタント)を飲んでいる。

また、最近は生茶でも500mlペットボトルでもノンカフェインの商品があることを知り、より手軽に、量を多めに飲みたい時のために常備している。よくある味は飲みなれたペットボトルのお茶という感じ。


カフェインレスほうじ茶

楽天で見つけた商品、「赤ちゃん番茶」
色も香りも、普通のほうじ茶に近い。
だんだんと薄くはなるが、茶葉が多いからか、ティーバッグ1個でマグカップ1杯分を2~3回出すことができる。
(私はつわりの時期に飲んでいたせいで、香りをかぐと吐き気を思い出してしまうので、しばらく飲んでいない…)

ちなみに、「タンポポ茶」というノンカフェインのお茶もあったが、サンプルでいただいたものを試したら、私には合わなかった。つわりが酷かった時期に、カフェインレスほうじ茶とタンポポ茶で悩んだが、あの時期にタンポポ茶の香りは一発アウトだったと思う…。なんというか、爽健美茶の後味を濃くしてシナモンを足したような味が口に残る感じが苦手だった。


カフェインを意識して気づいたこと

妊娠してからカフェインを気にするようになって初めて、カフェインの存在に気付けるようになった。というのも、やっぱりカフェインレス・ノンカフェインのものばかり飲み続けていると、「何か物足りない」という感覚になる。

それまで意識したことは無かったが、友人と食事した際、息抜きに飲んだカフェイン入りの普通の紅茶の美味しさは、感動を覚えるほど格別だった。
カフェインの渋み、苦み、目の覚める感覚をあれほどまでに実感したことは今までなかったから、大きな発見だ。

きっと今まで、知らず知らずのうちにカフェインを取りすぎて、眠れない、体調がすぐれない、という日があったと思う。(友人と食事をしたその日は、調子に乗ってアイスティーのグラス1杯、ティーポット1杯分のカフェインを久しぶりに摂取し、帰宅してから体がだるくてへとへとになった。)

妊娠中は様々な制限があるが、日常では気づけないことに気づいたり、違う視点から物事を見たり、感動したりするきっかけにもなるのだと、カフェインを通して教えてもらったような気がした。


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