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ろう文学第25号に寄稿しました!(サンプルあり)

 こんにちは! カキン•チャンです。今回は、サークルの情報とはちょっと違いますが、原稿を書いたのでお知らせです!

 『ろう文学』第25号へ、寄稿させていただきました! わたしの文章のタイトルは『すてきな歌詞翻訳』です。
 これは、『ディズニー・オン・アイス』手話公演を題材に、ディズニーソングの歌詞の翻訳について言及してみました。主に既存の歌詞から日本手話への翻訳についてを書いているつもりです。つまり、「ローカライズ」がテーマになってます!
 取り上げた曲は『アラジン』の『ホール・ニュー・ワールド』と『ラプンツェル』の『自由への扉(リプライズ2)』です。とはいっても歌詞についてはそこまではガッツリ触れているわけではなく、3,000字程度ですので、気楽な気持ちで読んでいただけたらうれしいです!

 ろう文学第25号 通販ページ

 もしご興味のある方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします! わたしの他にもいろんな方が寄稿されていらっしゃっています。かなりボリューミーな冊子になっています。

 ここからは実際に寄稿させていただいた文章(冒頭チャプター)の抜粋文章をサンプル文書にしてます。
 ※ろう文学発行・編集担当の渡辺貴子さんからも掲載許可いただいております!

『すてきな歌詞翻訳』 サンプル(一部抜粋)

1.すてきな日本語歌詞への翻訳
 いきなりでなんだが、わたしは気に入ったものであれば、何かと理由をつけて課金してしまう習性がある。だからカキン・チャンと名乗っているし、一部からもそう呼んでもらっている。
 その中でも、ディズニーに対しては特にお金をたくさんかけてきたと思う。東京ディズニーリゾートのショーが大好きで、いつでもショーを観に行けるように年間パスポートを購入したほど。
 中でも、ショーで聴くことができるディズニーソングがお気に入り。というのは、わたしは元々ディズニーソングのファンで、とくに英語の歌詞を元に、日本人の感性に馴染むようにうまくローカライズして翻訳された日本語歌詞に心惹かれる。
 たとえば、アラジンで有名な『ホール・ニュー・ワールド』。英語の歌詞には『終わりなきダイヤモンドの星空の下を通り抜ける』というようなフレーズがある。これを、日本語の歌詞に訳するときに『きらめく星はダイヤモンドね』とまとめあげたのが、とても素晴らしい! 日本語の歌詞でもお気に入りのフレーズ。
 この日本語の歌詞からは、ヒロインのジャスミンが満天の星空を見上げ絨毯で飛んでいく心情がいきいきと伝わってくる。英語の歌詞とはびみょうにニュアンスが違うけれども、ジャスミンが初めて見た外の世界の素晴らしさ、これを日本語で表すにはやっぱりこの表現がしっくりくるのだ。

『すてきな歌詞翻訳』ろう文学第25号より

 ここからは2023ディズニーオンアイス、2024ディズニーオンアイスの手話通訳・手話演者席鑑賞体験を踏まえて、ディズニーソングの歌詞翻訳について触れてます。冊子を手にとっていただける機会がありましたら、ぜひゆる〜い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです!

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