どこまで解りあえるのだろうか

考えすぎるのをやめて、心がワクワクすることを探究しよう、自分の道を進もうと決心してからまだ2週間くらいしか経っていない。

無心で何かに打ち込める瞬間は楽しい。命を燃やして今を一生懸命に生きている気がするよ。

それと同時に、今まで大切にしてきたモノとの関わりを考えるとたまらなく苦しくなる瞬間がある。


私は変化を止められない。
だから周りからみると理解されにくくなる部分はどうしてもあると思う。
一方で、変化し続けることは新たな価値観に出会い続けることだと思うんだ。それは昔の価値観を失うということではない。より深い価値観を形成していく旅の途中なんだ。

より深い価値観を築いていくことで、今まで大切にしてきたモノをより多角的に、深く愛せると今は感じている。
理解できなかったことが理解できる気がしてくる。
許せなかったものが許せる。
だから「私個人」としてはいいことしかないんだ。



何かを突き詰めるためには、ときには周りに何を言われようと進み続けないといけないのかもしれない。

周りに期待しすぎないこと。これは本当に大切だと思う。自分から見えていない部分も含めてナニかを「信じる」って難しいけれど深い愛情だ。

やっぱり誰かと話すときって、その他者から見た「常識」や「正論」を叩きつけられるのではなく、自分のありのままを認めてほしいだけなんだと思うから。

反対に誰かの相談にのるときに、やっぱりお節介なアドバイスとか自分語りとか価値観の押し付けをしがちだと思うから。

完全に「解ろう」なんておこがましいにもほどがあるってたまに思うよ。どこまでいっても「あなたはあなた、わたしはわたし」なんだから。
それが淋しくなるときもあるけれど、違うからこそ面白いんじゃないか。

ほうっておこう。let it be… let it be…
愛がなくなったわけじゃないからね。ただ、今のあなたに響く言葉を、音色を選ぶのはとても繊細な作業で、傷つけたくないから、今は黙っていたほうがいいのかもしれない。


周りと違うことをするのはとても怖い。けれども、私にとっては自分の道を歩んでいかないこと、自分を押し殺して生きることは、とてもつらくて、苦しいことなんだ。

自分の道を探究することは自分の「変人さ」を認めることから始まるのかもしれない。
誰しもがきっと「変人」な部分を持っているけれども、気づいていないか、うまく隠せているか、気づいてもがき苦しんでいるか、隠さずに生きているか、ただそこが違うだけなんだと思う。


私の今の夢は
世界を散歩して、いろいろな場所や人、モノと出会って、対話すること。そこから新たな価値観に気づけたら嬉しいし、学びなんかなくったってその偶然の出会いが楽しければいいじゃないって思えることだ。
気がつけばそこにはすでに沢山の学びがあるんだと思う。

郷に入っては郷に従う。社会のルールを守る。とても大切だと思う。世界を散歩して対話したい私にとっても重要だ。
本当は自分の価値観と少し違うかもしれないけれど、「優しい嘘」をつきながら人と関わり合おうとすることは尊い。

それでも
「これに嘘をついたら自分の魂を裏切ってしまうな」
「このまま嘘をつき続けていたら自分の道を進めなくなってしまうな」
というときがある。

そんなときに自己防衛本能で
「それは違う!」とか
「いや、けれどもさ、」
と否定してしまうんだと思う。

あくまでも
「あなた」のその考えは尊重するよ。けれども「わたし」は別の考えをもっているんだよ。
いくら親切な常識を伝えられても歩み寄れるのはここまでだよ。
完全には理解しきれないかもしれないけれど、どちらの考えも素敵だよね。
ということが言いたいだけなんだ。

それならば最初から関わらなければ誰も傷つかずに済むんじゃないか。それはその通りだと思う。一方でやっぱり少し淋しいなと思ってしまう。

相手が求めている価値観に耳をすまして、必要なタイミングで、優しく、ささやくように関りたい。
そこに喜びや救いや学びがあると私は信じるから。

対話を続ける限りは周りの他人を、モノを傷つけてしまう瞬間は必ず来ると思う。そのときは素直に謝りたい。

あのときはごめんね。

言葉選びを間違えてしまったんだ。

今ならあなたの考えがわかる気がするよ。

もしよかったらまた話したいと思ってるよ。


そんな風にささやき続けたい。


何かに苦しんでいた青春時代を支えてくれた詩。
死ぬまで聴き続けるんだろうなと思う。
「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気がつけばそこにあるもの」

中島みゆきさんVer.が好きだけれどなかなか見つからない。いい詩にいい歌声だ。勇気がわいてくる。
「お前が消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな」

自分の場所を探すのってときに苦しくて淋しい。
「優しい歌を唄いたい 拍手は一人分でいいのさ それは君のことだよ」

他の誰と比べても、結局自分の辛さは自分だけのものなのかもしれないから。
"Just let me play my violin for you"

なんて深い言語化能力。「信じられること」とは。聞いたときに衝撃を受けた。本当に尊敬しています。
「自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっている」
「それもその人なんだと受け止められる揺るがない自分がいる」っていうこと

日本のお笑いって本当に素敵だ。誰しも偏見をもって、何かを守るために生きているけれども、寄り添って笑いあおうとするから。予定調和だけじゃない面白さ。タイマン森本も大好き。M1決勝よりラパルフェが好き。

英語の教科書とかに載っていた気がするけれど、大人になってわかるその深さ。
"Whisper words of wisdom, let it be…
There will be an answer, let it be…"

長年ミスチルファンだけれど、最近になって歌詞の深さに気づいた。
愛って本当に深いし解りあうって本当に難しい。
「なぜかNOT FOUND 今日はNOT FOUND」
「歯がゆくとも 切なくとも 微笑みを」


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