勤務498日目 一番やってはいけないことは事故。次にまずいことは?
お久しぶりです。
奴隷(バイト社員)になって二年経ちました。
最後の記事からかなり時間が経ちましたね。いろいろありました。
書きすぎると身バレするのでぼやかすのですが、今年(去年)の年賀は散々で、コロナが流行って人が足りなさすぎて地獄でしたよ。
どこの郵便局でも年賀はコロナが大流行して大変だったそうです。
タイトルの話ですが、郵便屋として絶対やってはいけないことってなんだと思いますか。
もちろん犯罪行為です。
放棄隠匿、横領、お客さんへのストーカー行為など。
どれも実際によく起きたことです。
それは置いといて。
一番は交通事故。
最悪、命がなくなります。
これに関しては、急ぐことをやめて慎重に運転していればほとんど防げるでしょう。
にもかかわらず、郵便屋は急いでしまう。
部長は直接口にしないけれど、遅い社員に対してぽろっとグチみたいなものを言うんですよ。あと急かしたりもします(前部長はそのようなこと一切言いませんでしたが)。
班員の超勤を減らすことが部長の評価につながるからだと思います。
で、次にやったらまずいこと。
対面誤配です。
最近、対面誤配が増えているみたいです。
ぼくは一度書留の対面誤配をやったことがあります。
よく知っている区なのに完全に勘違いしたまま同じ名字の人に渡したのです。
でも運のよいことにお客さんはすぐ気づいてくれて、事なきを得ました。
ベテラン社員でも、対面誤配はあります。
お客さんに住所と名前の確認をしても、対面誤配になることもあるんです。
「そんなことあるか?」とお思いになられるでしょう。
お客さんにもいろんな人がいて、ほとんど話を聞かずに「うんうん」とうなずく人もいるそうです。
どんなケースでやらかしたにせよ、「対面誤配をした」というだけで、上司からは強く怒られ、なんらかの処分を受けます。
他の宅配業者でも、やはり対面誤配は重い処分があるそうで。
対面誤配をなくすには、交通事故と同じで「かもしれない」と恐怖心を抱くことなのではと思います。
急ぐことをやめて、慎重に配達をする。
対面での確認に時間をかける。
この仕事、どんなことでもそうです。意図的に時間をかけることが大事なんです。
郵便屋のみなさん、もっと時間をかけましょう。
組み立てにもっと時間をかけましょう。誤配が減ります。
郵便の確認にもっと時間をかけましょう。誤配が減ります。
対面にもっと時間をかけましょう。対面誤配がなくなります。
運転にもっと時間をかけましょう。事故が減ります。
休憩にもっと時間をかけましょう。疲労が減ります。
その結果、給料が増えます。メリットしかないはず。
いくら遅くても、それで直接怒られることはありません。
ミスをして部長の手をわずらわせるとかなり怒られます。
ミスが起きず慣れてくると「自分はミスしない」という謎の自信が育ち、どんどん早くなっていって、いずれ大きなミスにつながります。
中には配達が早い上にまったくミスをしない優秀な方もいます。班にいたとしても、その人にならうのはやめたほうが無難です。
常にミスに恐怖を抱き、時間をかけ、そうして超勤を稼ぎましょう。
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